最新火力設備の発電コストと諸外国の価格 [sc](★0)
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- 2012/09/20(木) 01:03:39.21
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火力発電の熱効率の比較 (%が高いほど高効率)
・熱効率40%・・・通常の(石炭・天然ガス・石油系の)火力発電・ガスタービン
・熱効率50%・・・石炭ガス化複合発電(IGCC) (まだ実用化されていないが試験運転中)
・熱効率55%・・・石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)(開発中)
・熱効率60%・・・ガスタービン・コンバインドサイクル発電(GTCC) (既に実用化されている)
・熱効率70%・・・トリプルコンバインドサイクル発電 (開発中)
(参考:原発は熱効率30%)
原発分の発電の代替として、短期的には
天然ガスによる高効率のGTCCを増やしていくのが現実的だと思う。
(実際に電力会社やガス会社もやってるし)
ただ、電力会社のGTCCは、通常のガスタービン発電より、まだまだ少ないので、
古く効率の悪い火力発電基を、最新で高効率のGTCCへの代替を今以上に推進してほしい。
国や地方自治体の財政的・政策的な後押しが欲しいところ。
ちなみに、まず通常のガスタービン発電を設置した後、
それをガスタービン・コンバインドサイクル発電に増築することも出来るらしい。
(設置までの期間は、環境アセスメントを省略すれば、
通常のガスタービンなら数か月、増築を含むGTCCなら2〜3年と聞いた)
それと、六本木ヒルズにあるようなコージェネレーションシステムは
排熱を上手く利用できれば熱効率が80〜90%いくらしい。
排熱利用の高い施設に設置して上手く生かしてほしい。
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