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  • 2015/04/30(木) 22:29:23.56
▽ 99パーセントの国民の生活を犠牲にする農業特権

 たとえば、農畜産物の価格は高騰し、食料へのアクセスが難しくなり、多くの人が餓死しています。
環境や資本の流れなどあらゆるところで、
悪い影響が国民に降りかかってくるでしょう。
農業特権は人々の生活を苦しめる結果を生んでいます。

 もうひとつ例をあげてみましょう。
GMO(遺伝子組み換え生物)についてです。
消費者は食料品にGMOが含まれていることを知る権利があるのか、ないのかという議論が今、アメリカであります。
ほかの諸国の多くは、規制はしないけれども、国民が知る権利はあるだろう、という見解です。
 ところが、農協は、国民に知る権利はないと主張しているのです。
日本の畜産農家、酪農家は遺伝子組換えトウモロコシを使用していますが、それを表示していません。
それは、農協が特定の団体の利益を反映しているからです。
この場合、農協が代表しているのは
(遺伝子組み換え作物を大量消費する)畜産農家と農協傘下の飼料輸入会社の利益です。

 私が言いたいのは、農業特権のそれぞれの条項の背後には、その条項をプッシュしている農協があるということです。
農協が代表しているのは、そういう百姓の利益であるということを忘れてはいけません。
 農協は国民の利益のことなどまったく念頭にありません。

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