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  • 2015/10/29(木) 20:34:45.25
<森林面積>25年で日本の3倍超消失 農地転換や違法伐採

毎日新聞 9月28日(月)11時19分配信
1990年から25年間に、農地転換や違法伐採などによって失われた世界の森林面積は、
日本の国土面積の3.4倍に当たる1億2900万ヘクタールに上ることが、国連食糧農業機関(FAO)の分析で分かった。
一方、植林や森林保護の強化などで消失のスピードは近年鈍化しており、FAOは「規制強化や知識の普及などによって、森林管理のあり方が劇的に改善した」と評価している。

FAOは5年ごとに森林資源の増減などをまとめており、今年の報告書では90年以降の変化を分析した。

報告書によると、90年時点の世界の森林面積は41億2800万ヘクタールだったが、現在は39億9900万ヘクタールに減少した。
特に南米やアフリカでの減少が著しく、熱帯雨林の違法伐採などが深刻なブラジルでは、最近5年間でも年平均98万4000ヘクタールが消失。
インドネシアも同68万4000ヘクタールなどと、大規模な森林破壊が続いていることが分かった。

一方、消失率(全森林面積に占める消失面積の割合)は2000年代に入って減少に転じた。
00〜05年の消失面積は年平均726万7000ヘクタール(消失率0.18%)だったが、10〜15年は330万8000ヘクタール(同0.08%)にとどまった。
ブラジルなどで減少が続く一方で、植林を進める中国では年平均154万2000ヘクタール、豪州やチリでも同30万ヘクタールのペースで増加し、世界全体での消失面積の拡大が抑えられていると見られる。

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