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  • 2014/08/21(木) 16:30:48.17
「幸せをつかむ人の片づけのルール」
著者・古堅純子 講談社 
がなかなか良かった。
特にルール2で例に出されている家庭
(片付けようと著者を呼んだのに、とにかく邪魔が入りまくる)
大雪・延期したら子供のインフルエンザ、やっと訪問できても、
双方のトラブルや体調不良で……。
まるで何ものかが家を片付けさせまいとしているかのような。
「片づけられない人が体調を崩しやすいのは掃除界の常識」
だそうな。
理知的というより、女性らしく抒情的な、直感的な片づけ方。
ルール3で紹介している、物を粗末にしている家はなぜかうまくいかない。
物のたたりではないが、と。
この手は自分的に使えるな〜と、参考になった。

今も現場に出ている著者の語りかけは凄味がある。
なお、ルール2の家の例には後日談があって、ラストのルール45に、
拍手したくなるほどの変貌ぶりを紹介してくれている。

片づけ理論はそれほど他の整理収納アドバイザーと変わらないけど、
著者の迫力ある人間性による、歯に衣着せぬズバズバ片付けが心地いい。
片づけ苦手な依頼者の目の前に、まず一旦は綺麗に見える片づけをして、
綺麗な部屋の作り方を学習させていくような、細かな達成感を味あわせ、
更に又全部出しては破壊と創造の整理収納を繰り返す、依頼人を「片づけられる人」に育てるやり方が参考になった。
なかなか面白くって、読むことで片づけの餅をもらえた。
個人的評価、餅5個ナリ。 

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