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  • 2006/05/05(金) 09:05:28
山根 あおおにの「名たんていカゲマン」と東映の「ザ・カゲスター」の共通点の
“影操り”の元ネタは、あきらかに>>208で書いたアメリカンカートゥーンの
「SUPER PRESIDENT and Spy Shadow」の“Spy Shadow”ですぅ。
このカートゥーンは、30分の枠に10分3本のアニメで構成されていまして、
メインの「スーパープレジデント」が前後2本、「スパイシャドー」が、
その間に挟まれて放送されていましたぁ。
まあ、アニメの「キングコング」の「親指トム」みたいなものですね。
「スパイシャドー」は、毎回、お話の冒頭で主人公の007みたいなエージェントが、
チベットの高僧のような人から「お前は完全に術を会得した」と印可をうけて、
「スパイシャドー出動せよ」と叫んで術を試して見るところから始まりますぅ。
この術を使って、毎回世に仇なす悪と闘うというわけですね。
このアニメは1967年から68年にかけて製作されたもので、
我国では1972年か73年か、いずれにしても「ザ・カゲスター」よりまえに
放送されていたかと思うです。
たしか主人公のエージェントの声は、近石真介、スパイシャドーの声は小林清志だったですね。
スパイシャドーは、主人公のエージェントのことを“大将”と呼んで、
かなりぶっきらぼうな口の利き方をするです。
スパイシャドーは、日陰など影が消えてしまうところでは活動できないので、
敵がトンネルの中に逃げ込んでしまって追跡できなくなるようなシーンもありましたね。
また主人公が帽子をかぶっているので、スパイシャドーの姿は道路標識の“横断禁止”の人みたいですぅ。

このページのExplore Toon TrackerでSuper Presidentを選択して
load pageをクリックしてください。画像がみられるですよ。

http://www.toontracker.com/

ちなみに「スーパープレジデント」は合衆国大統領が、スーパーヒーローだったという話で、
まさかの時には、全身タイツのコスチュームで飛行メカに乗って出動します。
めがねをかけた中肉中年の補佐官をつれていましたっけ。
「インディペンデンスデイ」で、大統領自らが戦闘機に乗って敵の宇宙船を攻撃して
多くの人がびっくりしてたようですが、このアニメをみると
アメリカ人にとって大統領は、スーパーヒーローだから宜なるかなってとこですね。

以上長文失礼いたしましたですぅ。


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