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- 2024/06/11(火) 21:45:07.81
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温暖化への対応 どうする米産地 記録的猛暑の衝撃…高温耐性拡大急ピッチ
米産地で高温耐性品種の拡大に向けた動きが加速している。2023年産米は記録的な猛暑で、1等米比率が大きく低下したためだ
米産地で高温耐性品種の拡大に向けた動きが加速している。2023年産米は記録的な猛暑で、1等米比率が大きく低下したためだ。24年産の耐性品種の作付目標を引き上げたり、行政による増産支援に急きょ乗り出したりする産地が目立つ。温暖化が進む中、暑さに強い米産地への転換を急ぐ。
品種差 明らかに
一方、高温耐性品種はおおむね、堅調な結果を残している。山形県が育成した高温耐性品種で、18年に登場した「雪若丸」の1等米比率は87%。県内で主力の「はえぬき」は36%で、差は歴然だ。県は急きょ「雪若丸」の種もみを確保
新潟県「新之助」、富山県「富富富」も同様に、主力の「コシヒカリ」が低下する中、高い等級を維持した。新潟県は昨年の猛暑を受け、将来的に耐性品種を中心にする方針を提示。一方、足元の対策として「コシヒカリ」の水・肥培管理の改善も重視する。「コシヒカリ偏重の是正」を掲げる富山県は、「耐性品種への転換に加え、早生から晩生まで品種を導入し、高温リスクを分散させる」(農産食品課)考えだ
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