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  • 2024/06/12(水) 15:15:15.57
>>610
イベルメクチン - Wikipedia 安全性

医薬品には必ず副作用のリスクがあり、有益性が副作用のリスクを上回る場合のみ承認される[81][82][83]。イベルメクチンは、適応症である「腸管糞線虫症」「疥癬」の治療に服用量が少なくてすむため(0.2mg/kgを単回または1-2週間隔で2回)、肝臓などの負担が少ない[14]。しかし、適量投与時でも副作用が各頻度で起こりうる[69][84][85]。発疹や、むくみ、頭痛、めまい、昏睡、意識レベルの低下、意識変容状態等の意識障害が認められた場合には、投薬を中止し直ちに医師の診察を受ける[86][87]。

副作用には、消化器症状(下痢、食欲不振、便秘、腹痛、吐き気)や 皮膚症状(痒み、発疹)などがある[69]。重大な副作用に、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis: TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、肝機能障害(AST、ALT、総ビリルビン値、γ-GTP上昇)[85]、血小板減少、意識障害(いずれも頻度不明)がある[69][84]。また重要な基本的注意として意識障害があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意をする[88][89]。

高齢者(65歳以上)、小児(体重15?未満)の安全性は確立されていない[69][90]。妊婦には動物実験で催奇性(胎児に障害が生じる)が報告されている。また母乳中に移行することが報告されているため、内服後は2週間ほど授乳は中止する[69][70]。

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