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- 2024/06/11(火) 18:31:47.32
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あった、これ
ここで思い出すのは、2021年にカリフォルニアにおける韓国スパでおきた、WiSpa事件である。
日本でいう健康ランドのような場所で、女風呂にいたトランス女性(公式書類も女性)が、
小さな女の子のまえで性器を勃起までさせていたという事件である。
現在、裁判中であるが、当人は「トランス女性」であると無罪を主張している。
結局、2度のデモからの乱闘騒ぎ、アンティファを含む大量の逮捕者を出した事件へと発展した。
当初は「極右の宗教原理主義者によるデマだ」とされていたが、そうではなかった。私も違うと思っていた。
なぜならフロントに猛抗議をする女性に対し、従業員は法律なのだから仕方ないのだと対応しており、
実際にカリフォルニアの州法民法51条において差別が禁止される「性別」には、「性自認」が含まれていると明記されているからである。
当然起こり得ると考えられていた事件だった。
WiSpaやその他のコリアンスパについての報道や口コミをひと夏かけて訳してみたが、
それまでにも同様のトラブルは多数報告されていた(WiSpa事件について、日本語で読めるもっともまとまった情報は、
おそらくBlah氏による「Wi SPA事件を振り返る」である。
日本の報道機関による、正確な報道はほとんどない)。
こうした外国での先例を踏まえれば、「性自認による差別」を法律として書き込む際に、将来に生じ得る問題になるのは当然である。
ましてやいまは、性別適合手術をしてひとの戸籍の性別変更の審判を許す特例法の、
手術要件の廃止までもが大きな議論になっているのである。
男性の外性器をつけた戸籍上の女性が成立する可能性すらあるのだから、風呂の話を「デマ」として片付けるのではなく、
立法の前にきちんと議論をしておくことは当然、必要とされることであろう。
「性自認(性同一性)を理由とする差別」という文言が焦点となるのは当然のことである。
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