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- 2024/05/17(金) 06:55:25.02
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>>204
上野千鶴子
自分が学生運動で化粧もせずに男達と一緒に戦っているのに
その男達が付き合うのは身綺麗に化粧した女達だった
女の用途別使い分けよ。大学闘争の現場にはもうひとつの類型があって、それが「慰安婦」だったの。
当時、性的にアクティブな女の子たちを、男たちは「公衆便所」って呼んでいたのね。
凄まじい侮蔑の言葉でしょ。同志の女につけこみながら、影で笑い者にしてたの。
ところが91年に「従軍慰安婦」(※4)が問題になった時、その言葉がもともと皇軍兵士(※5)が「慰安婦」に対して使った言葉だったことをはじめて知った。
自分たちが同志だと思っていた男が裏で女性を侮蔑してたってだけでも耐え難いけど、それが皇軍兵士の用語と同じだったなんて!
ほんとに、口もきけないぐらいのショックだった。
運動には男も女もなかったはずなのに、結果としてどれだけジェンダーギャップがあって、
女がどれだけのツケを払うかってことも、骨身に染みて味わった。私がフェミニストになった理由はね、私怨よ。
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