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- 908
- 2024/02/13(火) 19:25:12.68
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>>905つづき
80年ほど前の日本も「人類の敵」と戦っていた
というのも80年ほど前の日本社会も「西側諸国と連携して人類の敵を倒せ」
の大合唱だったからだ。「戦争をしても死ぬのは国民なんだから話し合いで解決しない?」
なんて口走ろうものなら、SNSでボコボコに叩かれるように袋ただきにされるのも同じだった。
ただ、ひとつだけ違っているのは、連携する「西側諸国」はドイツとイタリア、そして「人類の敵」が
プーチン大統領ではなく、アメリカのルーズベルト大統領だったということである。
当時の日本人が考える「正義の戦い」がどういうものかを理解するのにうってつけなのが、
ナチスドイツのアドルフ・ヒトラー総統の「演説」である。
戦後はその名を口にするのも憚られる「狂気の独裁者」というイメージが定着しているが、
実は当時の日本人とってヒトラーは日本をベタ褒めする親日家で、連戦連勝の天才的
戦略家として人気があり、今のゼレンスキー大統領どころではない「異国の英雄」だった。
だから遠く離れたドイツで行われた演説もすぐに要約されて、新聞の1面を飾った。
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