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- ばーど ★
- 2023/11/22(水) 07:03:08.45
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ホストクラブへ通い詰め、身の丈を超えた料金を支払うために性風俗店や路上で体を売って稼ぐ女性が、東京・歌舞伎町で増えている。そうした流れを加速させている仕組みが、多くのホストクラブが認める「掛け(ツケ)」払いだ。
「若い女性に、支払い能力を無視した金額を使わせている」。ホストに入れ込んだ娘の借金や家族関係に悩む親たちの互助団体が、ホストクラブでの「売り掛け禁止」を求めて署名活動をしている。歌舞伎町を抱える新宿区の区長に宛てて条例制定を求め、全国から3万5000筆を集めることを目標にしている。
■900万円求める「彼氏」
そんな親の一人、東京都内に暮らす50代の女性は2月、24歳の娘が入れ込むホストと向かい合った。年末から、娘に「彼氏と会ってほしい」と頼まれていたからだ。
だが、目の前に座る男性の顔からは、どんな感情も読み取れなかった。その席上、「彼氏」は言った。
「(娘の未払いの売り掛けが)まだ900万円、残ってるんです」
娘がホスト通いを始めたのは大学生だった20歳の時。ある日、大学から「(娘が)全く来ていない」と連絡があった。娘に聞いても理由を言わない。半年がたった頃、娘の荷物からホストクラブのカードが出てきて、事情を知った。やがて娘は退学した。
手帳を盗み見ると、ソープランドへの出勤予定がびっしりと書き込まれていた。聞くと、地方の性風俗店にも出稼ぎに行っていると明かされた。
「SNS(ネット交流サービス)で知り合い、最初は医学生だと言われたそうです。会うと『バイト先に来てほしい』と誘われ、行ったのがホストクラブでした」
だが、娘は「彼氏」だと言い張った。「夢を支えてあげたいの」。話し合いにならなかった。
女性が別の日にまた娘の荷物をのぞくと、中絶手術を受けた時の同意書があった。
「悔しい。悲しい。これが『ビジネス』なんですか? 娘に明細もない巨額の支払いを迫り、中絶までさせて……ただの金銭と性の搾取じゃないですか」
■問題は国会でも
女性がこのホストと会う場所に指定したのは、歌舞伎町に事務所を構える公益社団法人「日本駆け込み寺」だった。20年以上、どんな相談にも無料で応じている。身内のことで誰にも相談できず苦しんだ末、女性はここにたどり着いた。
日本駆け込み寺には2023年に入って、娘のホスト通いに悩む親からの相談が相次いでいる。理事の玄秀盛さん(67)が7月に親たちの互助団体「青少年を守る父母の連絡協議会(青母連)」を発足させると、さらに増えた。全国からの相談は1月以降で150件を超えた。
「売り掛けは歌舞伎町でされとるが、相談は8割が都外から。全国の問題や。ホストクラブという商売はあってもええと思うけど、今の売り掛けは明らかにやりすぎや。このままでは、歌舞伎町が若い女性から搾取を続ける怖い街になってしまう」(玄さん)
青母連を主体に10月に署名活動を始め、主に口コミとオンラインで集めている。11月10日にはJR新宿駅西口での街頭署名集めにも取り組んだ。
ホストクラブの売掛制度は、その前日に参院内閣委員会でも取り上げられた。今国会では、悪質ホスト被害防止の理念法案について超党派で議論する動きも出ている。
日本駆け込み寺へ相談した女性の娘は9月、「彼氏」のはずだったホストから「おまえとは二度と会わない。気持ち悪い」と言われた。泣きじゃくりながら知らせてきた娘との関係に、今も悩んでいる。
「だまして店に呼び、洗脳して金を貢がせ、最後は捨てて。何らかの網(法的規制)をかけないと、同じような被害が繰り返されると思います」【春増翔太】
「ホストクラブの売掛禁止条例化」を求める青母連の署名サイトはソース先で確認
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2023/11/20/20231120k0000m040134000p/9.jpg
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2023/11/20/20231120k0000m040136000p/9.jpg
毎日新聞 2023/11/21 16:00(最終更新 11/21 19:08)
https://mainichi.jp/articles/20231119/k00/00m/040/154000c
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- 2023/11/22(水) 07:03:47.56
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親の躾が悪いからじゃね?
ホストなんて普通行かねぇし
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