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- 2023/11/22(水) 01:00:42.34
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「ミサイル避難訓練は行うべきだ」埼玉・大野元裕知事 「生徒に不安を与える」と中止の小川町を批判
https://www.tokyo-np.co.jp/article/291447
2023年11月21日 19時55分
埼玉県小川町が町立中学校で来年1月予定の弾道ミサイルの避難訓練を中止したことを巡り、大野元裕知事は21日の定例記者会見で「訓練は行うべきだ」と述べ、町の決定を批判した。
◆32年前、イスラエルでは被害が軽減したと主張
大野知事は1991年の湾岸戦争中にミサイル攻撃を受けたイスラエルで、日頃の備えと訓練で被害が軽減したと主張。「避難訓練で死傷者を確実に減らせると思う」とし「実施しないことは命を軽んずる行為だ。万が一被害が出たら人災であり、責任は重い」と発言した。
◆保護者「戦争は人災。それをさせない環境づくりを」
これに対し、訓練に反対してきた保護者の一人は「訓練には現実味がなく、これで本当に命を守れるのか。国や行政は戦争をさせず、ミサイルの心配をしないで暮らせる環境づくりに力を入れてほしい」と語った。
訓練は国と県の共同で、授業中にミサイルが上空を通過する想定。生徒らが伏せたり、屋外で建物の陰に隠れたりする内容だった。町は昨年、実施を決めたが「連日報道されているウクライナやイスラエル、パレスチナの戦争被害を生徒に想起させ、不安にさせる。受験を控えていることにも配慮した」として今月9日、実施見送りを副町長が県に伝えていた。(飯塚大輝、柏崎智子)
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