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- 尺アジ ★
- 2023/09/19(火) 18:27:48.56
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「この暑い中、彼らはいったい何を思っていたのだろう?」。鬱蒼としたジャングルというほどではないにしても木々に囲まれたその史跡を訪ねている間中、私はずっとそんなことを考えていた。
オーストラリア大陸の北東端と、その北にあるニューギニア島。両者に挟まれたこの海域は「トレス海峡」、そこに点在する数多くの島々は「トレス海峡諸島」と呼ばれる。古くからそこに住んでいた人々は「トレス海峡諸島人」と称され、以前の記事で紹介した「アボリジナル」(かつては「アボリジニ」と呼ばれることが多かったが蔑称とされて、最近はこの呼び名が一般的になっている)とはまた別の先住民だ。
その「トレス海峡諸島」の1つが、私が訪れた「ホーン島」だ。日本からの直行便も飛ぶケアンズ国際空港で約100人乗りのプロペラ機の国内線に乗り換えて約1時間半。北北西におよそ600キロの距離だ。トレス海峡諸島の行政や経済の中心はここからさらに船着き場に移動して、船で15分のところにある「木曜島」とされる。だが本土の小都市ケアンズと唯一毎日3便の航空便で結ばれていることから、このホーン島こそがまぎれもない「玄関口」だ。
2021年に行われた国勢調査によるとこの島の総人口は533人。トレス海峡諸島全体の玄関口とはいえ、なぜ100人乗りの飛行機が着陸できる空港があるのか不思議に感じるほど、のどかな島だ。
だがそんな熱帯の楽園に突如現れる高射砲や塹壕。これらはいったいなんのためのものなのか?
じつはこのホーン島、オーストラリアでは北部準州の州都にて軍港があったダーウィンに次いで、第2次世界大戦中に日本軍から空爆を受けた場所である。そもそも「なぜ日本軍がオーストラリアに空爆?」と疑問に思われる方もいるかもしれない。理由はオーストラリアが連合国の一員だったからだ。
当時の日本兵たちから「ジャワの極楽、ビルマの地獄、死んでも帰れぬニューギニア」と恐れられたほどの激戦区(約20万人投入された兵士のうち生きて日本の地を踏んだのはたった2万人ほど)であるニューギニアからこのホーン島までは、最も近いところで200キロも離れていない、まさに「目と鼻の先」だ。
そこでこの島にオーストラリア軍とアメリカ軍の空軍基地が設置された。さきほど触れたように人口わずか500人ほどの小さな島に100人乗りの飛行機が着陸できる空港があるのは、このときからの名残だ。
制空権を得ることは、その地域での戦闘を有利にするための絶対条件と言えるだろう。そして制空権を得るために最も有効な手段の一つが、敵の飛行機が飛び立てないようにするために格納庫と滑走路を破壊すること。
※続きは以下ソースをご確認下さい
9/19(火) 18:05
サライ.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/be78dfd88eea9c30b3e2862a9cd83a4dbe3ab005
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- 2023/09/24(日) 11:14:00.95
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日本お得意の不意打ち
オーストラリアにしたら寝耳に水だろう
パールハーバーの時と同じだな
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- 275
- 2023/09/24(日) 11:27:34.23
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>>407
そりゃそうですよ
あの場面で、問題無いな。
その辺もあるからな
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- 276
- 2023/09/24(日) 11:32:13.12
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>>96
意味的にはローズ(薔薇)の方なので、そちらで考えてくれ
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- 277
- 2023/09/24(日) 12:38:39.58
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>>275
荒らしすぎて未来のコメントにコメントするアホウ
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