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- 2023/09/19(火) 17:42:40.90
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>>268
■アフリカと米大陸は拡大か
より目立たない形で、大麻ツーリズムが発展している場所がアフリカだ。例えば、南アフリカは2018年に私的な場での大麻の使用は犯罪ではないとされた。
「大麻ツーリズムは南アフリカの主要なニッチ(隙間)ツーリズムになるでしょう」と言うのは南アフリカのノースウェスト大学で観光学の講師をするタファズワ・マティザ氏だ。麻をベースにした布地、衣料、食品の販売でさらなる経済的機会が生まれる可能性もあると言う。南アフリカでは多くの「大麻ツアー」が催行され、またベッド&ブレックファストならぬ「バッド(budは大麻の隠語)&ブレックファスト」と呼ばれる、大麻を提供する宿泊施設もある。
南北米大陸でも大麻ツーリズムは伸びていると、米国ミシガン州にあるグランドバレー州立大学で観光学の講師をするジョン・リップフォード氏は言う。大麻の売り上げが今年30億ドル(約4420億円)を突破すると見込まれる地元ミシガン州には、大麻をテーマにする宿泊施設、レストラン、フェスなどが多い。
カナダや米国のコロラド州、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州でも同様の状況が見られる。コスタリカ、パナマ、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーでも近年、大麻への規制を緩和しており、これから大麻ツーリズムが拡大していくだろうと、リップフォード氏は予測する。
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