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  • 21
  •  
  • 2022/09/24(土) 10:20:26.93
>>1
長期投資家
「50年のチャート見ると右肩があがりだから絶対大丈夫」→不正解。

たとえば、100万円が年率5%で右肩上がりのチャートどうりにふえたら、
50年後に1147万円になるが、
その間にインフレが年率5%だったのなら、100万円の価値が7.7万円になっているので、
その手持ちの1147万円は1146x0.077=88万円の購買力になってしまっている。
つまり、その人は長期投資をしていたせいで、
持っていた100万円が1146万円になって、88万円分のものしか買えなくなってしまったわけ。

これがインフレを考慮せず、
長期投資は右肩上がりで大丈夫という無知な人がはまってしまう恐ろしさである。
バフェットが「長期投資をするならインフレを考慮する必要がある」というのはこのため。
たった年率数パーセントのインフレでも、それが毎年ある限り複利でどんどん資産価値は減っていく。
 
平時の経済成長ならインフレ率より株価の利率のほうが高くなるが、
インフレがひどくなると株価は逆に下がっていく。
そして長期では平時ではない時が必ず挟まっていくる。
その時のインフレ率は10%近く、場合によってはもっと高くなる。
実際、アメリカは1940年代はインフレ率20%にいったり1980年代は15%行ったりだ。
毎年それだけドルの価値が落ちるので、株の下落も掛けるとそれはもうひどい暴落になる。
インフレ率が20%が3年続くと、ドルの価値は半減するわけだから、
株価が2倍になってようやく資産価値が戻る。
チャートで見ると株価が2倍になってるのに、
実際にはそのドルはその間に価値が半分になっているから、
投資をしていた人は全員損をしたのと一緒。もちろんドルのままで持っている人も。
インフレに対応できる場所へ入れていた人は損をせず、
インフレで下落する株ではなくインフレで儲かるところに入れていた人は資産を増やせた。

50年間で見ると悪性インフレが必ずはさまるので長期投資は損をしやすい。
株価のチャートにインフレのチャートを掛け算したものが本当の資産価値の上昇チャート。
ほとんどの人は株価のチャートだけ見て長期なら絶対上がるとか言ってる始末。

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