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  • 2022/09/24(土) 09:28:10.03
アンスティー・クリストファー

英国は「沈み始めた新興国」のよう、「最悪のマクロ経済政策」
日本の介入、「短期筋にとっての好機になる」リスク

サマーズ元米財務長官は23日、英国のトラス新首相が採用した経済政策を辛辣(しんらつ)に批判、こうした政策はポンドがドルに対して等価(パリティー)割れの水準に下落する環境を生み出していると論じた。

  サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンで、「非常に申し訳ないことを言うが、英国は沈み始めた新興国のように振る舞っている」と発言。「英国の欧州連合(EU)離脱、イングランド銀行(英中銀)のひどい後手後手ぶり、今のこうした財政政策。英国は主要国で長きにわたって目にしなかった最悪のマクロ経済政策を追求したとして記憶されるだろう」と述べた。

  23日の外国為替市場でポンドは1985年以来の安値水準に下落。ロンドン時間午後3時52分現在は、1ポンド=1.0908ドルで取引されている。

  「現行の軌道が維持される場合、ポンドが1ドルをいずれ下回っても私は驚かないだろう」と言明。「今はとにかく、英国で推進されているような甘い、希望的観測に基づいた供給サイド経済学が必要とされる時ではない」とサマーズ氏は話した。同氏はハーバード大学名誉学長でブルームバーグテレビジョンの寄稿者でもある。

  サマーズ氏はまた、日本が円を押し上げようと為替介入に踏み切ったことついて、正しいアプローチではないとの考えを示した。

  「トレンドに逆らって介入する場合、金融政策の方向性に逆らって介入する場合には、その通貨の軌道変更に有効になる可能性と短期筋にとっての好機になる可能性とが同じくらいだ。日本はまさにこのケースだ」と語った。

原題:Summers Warns Pound May Drop Past $1 on ‘Naive’ UK Policies (1)(抜粋)

ブルームバーグ 2022年9月24日 1:47 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-23/RINZIQT1UM0W01

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