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- 2022/06/26(日) 19:40:24.38
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>>308
アルコールの飲み過ぎによる社会的損失は年間4兆1483億円に達する、という厚生労働省研究班の推計がある。 2008年のデータを基にした推計で、内訳は、肝臓病・脳卒中・がんなど飲み過ぎによる病気やけがの治療に1兆226億円。 病気や死亡による労働損失と、生産性の低下などの雇用損失を合わせて3兆947億円。 自動車事故・犯罪・社会保障などに約283億円。
そもそも日本では基礎データがとられていないために積算できない問題もあるし、家庭崩壊や子どもへの影響など金額に換算しにくい問題も多い。 この数字は日本のアルコール関連問題の全貌ではなく、ごく一部を金額に換算したものと考えてほしい。
高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、痛風などは、飲酒者にきわめて多い生活習慣病だ。 処方された薬を飲み続けても、飲酒習慣を改めなければ快方に向かう可能性は薄い。
「保健指導」の中で介入を行ない、節酒・禁酒指導を行なうとともに、アルコール依存症が疑われる場合は専門医療につなげる対策が不可欠である。
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