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- 2021/12/15(水) 14:20:01.89
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(皇位継承問題解決のための方策)
将来にわたって安定した男系による皇位継承を維持するためには、皇室全体で男性皇族の数を増やす必要がある。
そのためには、1947年まで皇位継承権を持つ正式な皇族であり、現在の皇統が断絶した場合の
男系の予備系統として存在していた旧宮家(元世襲親王家の伏見宮家)の子孫の方々にご協力いただくのが最も適切だろう。
その際には、いきなり旧宮家を丸ごと全て復活させるよりも、まず最初は、旧宮家の男系男子を、
後継ぎの男子がおらず断絶が確定的な既存の三宮家(常陸宮、三笠宮、高円宮)に養子として迎え、
既存の宮家を継承してもらう形にしたほうが、国民にはわかりやすいだろう
(もちろん皇室典範を改正するか特措法を制定して、法整備は事前に行う必要がある)。
旧宮家でも、特に東久邇宮の系統は父系で伏見宮、母系で昭和天皇(昭和天皇の長女=現上皇の姉が
東久邇宮家2代目と結婚)とつながっているので、現皇室とも極めて近い血縁関係にあり、
こうした方々が養子に入ってもらえるようなら理想的だ。例えば「この度、昭和天皇のひ孫で、
旧宮家出身の東久邇〇〇さんが、上皇さまの弟の常陸宮さまの養子となり、常陸宮家をお継ぎになることになりました」
というふうになれば、かなり自然で、国民も受け入れやすいと思われる。
それに今のうちから準備をしておけば、旧宮家の男系男子に既存の宮家に養子に入ってもらったとしても、
悠仁親王がいる以上、悠仁親王自身に万一のことがない限り、旧宮家の男系男子がいきなり天皇になることはない。
あくまで、悠仁親王が即位したあとに、男子の皇位継承者がいなくなった場合に備えて、
分家の男性皇族を増やし、予備系統を用意しておこうという話だ。本家に男子の後継ぎができれば、
それが最も理想的で、分家の予備系統が使われることはない。それにもし数十年後に、
(おそらく天皇に即位している)悠仁親王の後継者問題が表面化したとしても、そのころには、
新たに皇室入りした旧宮家男系男子には子供や孫ができているだろうから、そうした人たちは
生まれながらの皇族なので、問題なく皇位継承者候補になれるはずだ。
先日の有識者会議における百地章教授の説明によると、現在の旧宮家には、東久邇宮、竹田宮、久邇宮、賀陽宮の系統に、
20代かそれ以下の若い未婚の男系男子が合計すると約10名ほどいるとのこと。秋篠宮殿下より年下の
(今後も子供ができる可能性がある年齢の)方々まで含めれば、旧宮家全体で合わせて約20名ほどの男系男子がいる。
(旧宮家系図:2012年1月現在)
https://o-ishin.jp/news/2019/images/f9dee285dab56d30ee244180b6c7fe400ccd614f.pdf
(東久邇宮家系図)
https://higashikuniprize.org/images/blood-line3.jpg
(令和3年の有識者会議における百地章教授の説明資料)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/taii_tokurei/dai4/siryou5.pdf
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