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- 2021/11/26(金) 18:29:00.56
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>>1
つづき
新たな変異型は専門的には「B.1.1.529」と呼ばれ、11月に南アの隣国ボツワナで初めて見つかった。香港でも
南アからの渡航者からウイルスが検出された。世界保健機関(WHO)が「懸念される変異型」か「注意すべき
変異型」に指定すれば、「ニュー型」と命名される見通しだ。
30カ所以上に変異、免疫の効き目に影響か
スパイクはウイルスが人の細胞に感染するときに働くたんぱく質であり、ワクチン接種でできた抗体が攻撃する標的
でもある。このため、スパイクの変異によって構造が変化すれば、感染力や免疫の効き目に影響を与える可能性
があると考えられている。
英ケンブリッジ大学のラビ・グプタ教授は「B.1.1.529の変異は(感染防御で働く)中和抗体の結合に影響を与える
ものが多く、ウイルスの細胞への侵入能力を高めたり、細胞同士を融合させて細胞間の拡散を可能にしたりするも
のもある」と指摘する。
新たな変異型ではスパイクに30カ所以上の変異が起こっている。多くは英国で見つかったアルファ型、インドで見
つかったデルタ型など他の変異ウイルスにも存在する変異だが、一度に多くの変異を獲得したことに専門家は注目
している。
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