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- 2021/10/15(金) 18:39:05.52
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>>363
円高・通貨高は基本的に景気にマイナス寄与というのがマクロ経済のセオリーだからなあ
いずれの国でも自国通貨高は景気にマイナス
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je09/09b01020.html
日本では、少なくとも「景気循環」が問題となる数年の期間では
自国通貨高(円高)はGDPにマイナスの影響を及ぼす。
このことは、内閣府の短期マクロモデルの乗数でも確認できる。
しかし、これは日本が輸出依存型の経済構造だからではないか、
という疑問も浮かぶ。逆にアメリカでは、しばしば「強いドル」への
支持が表明されることがあるが、これはアメリカが輸入超過だからではないか。
こうした疑問に答えるため、国際比較が可能なOECDのInterlinkモデルで
自国通貨が10%増価した場合の実質GDPの押下げ効果(2年目)を比べてみよう
(第1−2−13図)。
為替レート増価によるGDP押下げ効果(グラフ)
https://i.imgur.com/sqA36bC.jpg
その結果によれば、第一に、アメリカを含め、すべての国で2年目の効果はマイナス、
すなわち、基準となるケースと比べ実質GDPが減少している
(図では「押下げ効果」としてマイナス符号を落とした乗数の値を示している)。
なお、3年目になると、ニュージーランド、英国など一部の国でわずかながらプラスとなり、
アメリカは5年目でプラスとなる。しかし、多くの国では5年目になってもマイナスである。
第二に、日本のマイナス効果は、必ずしも大きいほうだとはいえない。
したがって、貿易構造にかかわらず、自国通貨高は短期的には「景気」にマイナス
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