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- 2021/09/15(水) 21:46:54.75
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「かなりめずらしい。この条例で逮捕されるのは聞いたことがない」。
千葉県警の幹部は、こう語気を強めた。千葉県鎌ケ谷市の自宅付近の路上で、ペットのプードルを、リードにつながず放し飼いにした疑いで、水野則子容疑者(59)が逮捕された。
容疑は「千葉県動物の愛護及び管理に関する条例」の犬の係留義務違反。
今年8月上旬、鎌ケ谷市の住民から「犬の鳴き声がうるさい」と110番通報が入った。
警察官が現場に駆けつけると、一軒家が建ち並ぶ住宅街の路上に、体長1mほどのスタンダードプードル(雄・4歳)がリードにつながれていない状態で徘徊していた。
付近には飼い主である水野容疑者の姿もあった。
しかし警察官が事情を聴こうとすると、水野容疑者はと犬とともに、自宅に逃げ込み、聴取に応じなかったという。
その後、5回に渡って出頭要請されるも、水野容疑者は応じず。その度に居留守やインターホンを切るなどしていた。
そして鎌ヶ谷警察署は9月6日、ついに逮捕に踏み切った。
これまで近隣住民から鎌ケ谷署への通報は数百件にのぼる。鎌ケ谷市役所や保健所にも、多数、苦情や相談が寄せられていた。
しかし市の担当者らが注意しても聞く耳を持たず、逆に水野容疑者が市役所にまで乗り込んでくることも。
鎌ケ谷署に対しては、毎日のように「なんで警察がくるのか」などと苦情の電話をかけていた。
さらに、鎌ケ谷市から行政指導が入ると、近隣住民に向かって「あんたが言ったんじゃないか」と強い口調で”犯人捜し”までしていた。
そんな超有名な”トラブルメーカー”として知られていた水野容疑者。
鎌ケ谷署の調べに対しては「犬が勝手にやった」「手が滑ってリードが離れた」などと容疑を否認。飼い犬の話にはほとんど応じていないという。
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2021年9月8日
https://www.fnn.jp/articles/-/235826
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