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  • 2021/09/15(水) 20:24:57.74
平均余命は、より裕福でより質の高い教育を受けている米国人の間では依然として上昇している一方、
そうでない人々の間で低下している。

米国は国家としてすでに深い分断を複数生じさせた。ここへきて、そこに別の分断が加わろうとしているのが実情だ。

平均余命に表れる差異はすさまじい。米国科学アカデミーは2015年の研究で、
1960年に生まれた50歳の男性の平均余命について、五分位階級別の所得分布で最上位にいる人々が最下位にいる人々よりも約13年長いことを突き止めた。

同年生まれの女性ではその差は約14年だった。

「絶望死のアメリカ 資本主義がめざすべきもの」の著者、アン・ケース氏とアンガス・ディートン氏が行った2021年の研究によれば、
大学教育を受けた米国人の平均余命は過去20年間伸び続けたが、大学教育を受けていない米国人では10年以降低下している。

これは人口全体でみられる現象で、男性と女性の両方、また黒人と白人のどちらにも当てはまる。

そう遠くない昔、米国は裕福な世界において長寿のトップを走る国々の中にいた。
現在はすっかり上位から引き離され、出生時平均余命を経済協力開発機構(OECD)加盟の高所得国で比較すると
ハンガリー、ポーランド、バルト三国を除くどの国よりも低い。

米国が平均余命の順位を滑り落ちた最も重要な理由は、国民の健康悪化だ。
17年時点で米国の肥満率はOECDで3番目に高かった(より高いのはメキシコとチリのみ)で糖尿病も3番目に高かった(より高いのはメキシコとトルコのみ)。

薬物乱用についていえば、米国のオピオイド関連の死亡率は16年時点でOECD最高なだけでなく、
カナダとエストニアを除くすべての国々の少なくとも2倍に達していた。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35176678.html

米国では裕福かつ質の高い教育を受けた人々とそうでない人々の間で寿命の差が顕著に
https://www.cnn.co.jp/storage/2021/09/15/05eed81e791474be86bf9bd9d005713e/t/768/432/d/affluent-couple-stock-super-169.jpg

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