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- 937
- 2021/06/13(日) 05:05:30.11
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>>932
抽象的なことばかり言ってないで、科学的根拠を基に具体的に説明したまえ
どう「アイヌと縄文人は遺伝子的に相当離れている」んだ?
ちなみに斎藤成也の最新のゲノム論文を引用するとこうだな。
両者(アイヌと縄文人)は見事に同様のADMIXTUREパターンを示している
図7aは、ADMIXTURE分析の結果である。
Figure 7. (a) Admixture result. (b) Cross-validation error of admixture from k = 2 to k = 7.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ase/129/1/129_201217/_figures/129_201217_7.jpg
k = 2 の場合、2つの祖先成分が青とオレンジで色分けされる。
Ainu個体群のいくつかは、F23 Jomon個体群と同様、100%青色成分であった。最も低くても青色成分が50%以上あった。
Okinawa個体群は、約30%ほどの青色成分であるのに対し、Yamato個体群は平均で約15%ほどである。
韓国人は5%ほど青色成分があり、CHBとCHSはあったとしても青色成分の割合は非常に少ない。
この結果は、従来の「二重構造モデル」とよく一致し、青色は土着 (Jomon) 成分、オレンジ色は弥生人の成分である。
k = 3 の場合、緑とオレンジ色の成分に分離し、青色成分の割合も僅かに変化した。
斎藤成也が新たに提案した「3ウェーブ移動モデル」に当てはめると
青・緑・オレンジ色は、それぞれ第一波(縄文人)・第二波(sea people)・第三波(稲作弥生人)に対応すると見られる。
k = 4 の場合、赤色成分は、大陸集団にのみ現れ、CHS個体群でとくに優勢である (70-100%)。
CHBでも優勢で、個体によっては赤色成分が50-100%となっている。
k値を変えてCVエラーを比較すると (図7b) k = 4-7 は適合度が悪く、k = 2 か k = 3 がより現実的であると思われる。
Modern human DNA analyses with special reference to the inner dual-structure model of Yaponesian
doi: https://doi.org/10.1537/ase.201217
Timothy A. Jinam, Yosuke Kawai, Naruya Saitou
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