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- 2021/05/05(水) 13:33:16.18
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■雇用よりもSDGs
近頃の彼らのSNSを眺めていると、ある大きな《変化》に気がつく。
すなわち、自分たちのコアバリューについて、
旧民主党時代のような「自民党では救えない経済的・社会的弱者(たとえば就職氷河期世代)を救う」という文脈よりも
「人権感覚をアップデートしないと見えてこない構造的弱者を救う(たとえば女性、性的マイノリティ、
選択的夫婦別姓論者などの制度的マイノリティ)」という文脈に寄せてきている点だ。
自民党政治の失敗の代表例である「就職氷河期」の文言も、それに対する具体的言及も、立憲民主党の基本政策には見当たらない。
一方、持続可能性、男女平等、環境保全、動物愛護などには言及している。
最近の(特にSNS上で)世界的トレンドとなっているSDGsに関連するイシューに敏感な支持者に向けて、
明確なメッセージを送っていることがわかる。
枝野代表が個人としてどう考えているかはともかくとして、党中央部の今後の支持拡大(票田開拓)戦略の基本方針としては、
それこそ「ハフポスト」や「バズフィード」を日ごろから愛読しているような若い世代の人が、
SNSを通じて立憲民主党の政治姿勢に共感し、そのまま投票に行ってくれるような導線の確立を期待しているのだろう。
しかし実際のところデジタルネイティブ・SNSネイティブの若い世代は全員が必ずしも進歩的な価値観のアップデートを意識し、
エシカルな問題にアンテナを高く張っているわけではない。
それどころか、彼らの多くはもっぱら自民党を消極的に支持している。
コロナ対応で世間から大きな批判を受け支持率を低迷させていた安倍政権末期でも、
20代の支持だけは他の世代に比べると低下が緩やかで、堅調に保たれていた。
しかしながら、立憲民主党のメンバーは――そのSNS担当者や支持者も含め――
自分たちの「外側」にいる若者たちがどのような世界観で生きているのかを想像できなくなっているように見える。
高学歴なリベラル・インテリ・エリートだからこそ、最新の人権問題やSDGsに関心を寄せているのであって、
その他大勢は別にそうしたテーマにそこまで熱烈な関心を持っていない。たとえ流行へのアンテナの鋭い「Z世代」であってもだ。
やはり彼らの大半はSDGsなどには関心が薄く、自分と自分たちの仲間の生活やこれからの人生を考えるので精いっぱいだ。
■4月上旬「枝野幸男内閣」論
現在の野党第一党、立憲民主党の代表である枝野幸男・衆議院議員が、菅内閣の退陣を求め、
また退陣直後に衆院選を行わずに暫定的な「枝野内閣」を組閣することを提案したのだ。
案の定というべきか、これに対してネットでは「民主主義を無視するのか」
「エイプリルフールはもう終わったぞ」「クーデター乙」など、激しい批判・非難が寄せられた。
自民党よりもリベラルな気風で、党議拘束も年功や当選回数による序列意識も比較的ゆるやかで、
メンバーそれぞれの個性がそのまま発揮される立憲民主党は、自由闊達で風通しが良いといえば聞こえはよいが、
悪く言えば方向性がバラバラでまとまりに欠く印象を受けてしまう。
自民党は逆に、党議拘束が強くタテ社会的な硬直性が顕著で、若手が活躍しづらい「長老政治」の雰囲気がはっきりしているが、
結果としてそれが政党政治においては組織力という点でプラスに働いている側面もある。
他の野党との共同歩調がうまくいかないどころか、しばしば党内でも分裂を抱える立憲民主党の状況は、
国民からも相当に厳しく評価されているようだ。
実際、最新の支持率調査でも、自民党の支持率は下げ止まり回復の兆しがみられる一方、立憲民主党の支持率は低迷を続けている。
全文は下記
https://news.yahoo.co.jp/articles/e62266f1b508f414470b9c8286bf57a58a37efa0
https://news.yahoo.co.jp/articles/e62266f1b508f414470b9c8286bf57a58a37efa0?page=2
https://news.yahoo.co.jp/articles/e62266f1b508f414470b9c8286bf57a58a37efa0?page=3
https://news.yahoo.co.jp/articles/e62266f1b508f414470b9c8286bf57a58a37efa0?page=4
https://news.yahoo.co.jp/articles/e62266f1b508f414470b9c8286bf57a58a37efa0?page=5
前スレ https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1620087058/
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