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- 1
- アリス ★
- 2021/02/24(水) 15:30:06.30
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儒教の祖の孔子などがまつられた施設「孔子廟」の公園使用料を那覇市が免除していることについて、最高裁判所大法廷は、政教分離を定めた憲法に違反するという判断を示しました。
2021年2月24日 15時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210224/k10012883031000.html
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- 877
- 2021/02/27(土) 00:03:57.81
-
例えて言えば聖徳太子の子孫が聖徳太子を拝んでるようなもので何かの教義を広めてるわけじゃないからねえ
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- 878
- 2021/02/27(土) 00:05:17.34
-
>>876
国有の湯島聖堂とバランスが悪過ぎる
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- 879
- 2021/02/27(土) 00:13:56.71
-
>>877
ああ、それなら違憲だわ
聖徳太子の子孫限定で祭祀やるなら公益性がない
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- 880
- 2021/02/27(土) 00:15:26.87
-
>>879
天照大神の子孫を名乗る一族が国有地で祭祀やってるの知ってる?
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- 881
- 2021/02/27(土) 00:18:38.81
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>>880
中国人の孔子を祀る中国福建省の子孫に、市の土地をタダで貸す理由って何?
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- 882
- 2021/02/27(土) 00:20:30.10
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>>881
国有地(皇居)でクローズに私的な祭祀やってるのに金取らない理由って何?
-
- 883
- 2021/02/27(土) 00:22:10.61
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日本人だから
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- 884
- 2021/02/27(土) 00:22:47.88
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>>883
アホか
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- 885
- 2021/02/27(土) 00:24:01.37
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統治行為論とは、「国家統治の基本に関する高度な政治性」を有する国家の行為については、
法律上の争訟として裁判所による法律判断が可能であっても、
高度の政治性ある事柄に関しては司法審査の対象から除外するという理論。
天皇・自衛隊・米軍については日本の司法は判断はしないから問題ない
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- 886
- 2021/02/27(土) 00:24:08.04
-
中国関係にだけ必死で無償で土地を提供する那覇市って気が狂ってるね
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- 887
- 2021/02/27(土) 00:26:17.95
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>>880
国の神の子孫なら、国有地も自分の土地みたいなもんじゃね?
-
- 888
- 2021/02/27(土) 00:27:40.44
-
日本の司法が健全そのものであることに感謝。
違憲判決は当然。
最高裁の裁判官15人のうち14人が違憲という判断。
これが日本人の正しい判断です。
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- 889
- 2021/02/27(土) 00:35:23.85
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天皇は日本人の統合の象徴だが日本人は当然に仏教徒もキリスト教徒も儒教徒もいるのだから天皇が神道にだけ肩入れするのはおかしい
実際江戸時代の天皇は仏教徒だった
それが現在では東北新社真っ青の天皇の妹が伊勢神宮のトップに付いているという神道との特別な関係を持っている
政教分離の憲法判断が出た以上天皇の神道に関わる行為も見直すのが当然だ
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- 890
- 2021/02/27(土) 00:37:46.88
-
保守派からするとそういうヤバい判決だから産経は社説で反対意見を持ち上げているわけだ
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- 891
- 2021/02/27(土) 00:40:57.32
-
文句あるなら同じ土俵に立ってから言いなさい
自ら提訴して最高裁で戦っておいで
土俵の外から吠えてても見苦しいだけだよ
違憲判決後の負け犬の遠吠え
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- 892
- 2021/02/27(土) 00:49:49.50
-
最高裁で違憲判決勝ち取った金城テル氏
92歳のおばあ
すげーな
-
- 893
- 2021/02/27(土) 00:52:07.80
-
>>891
この判決に沖縄タイムズは大賛成
産経と琉球新報は事実上反対
どういう意味か分かるか?
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- 894
- 2021/02/27(土) 00:58:23.26
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マスゴミがなんだって?
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- 895
- 2021/02/27(土) 01:01:14.48
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沖縄は儒教圏だからな
そんなに目くじら立てなくても
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- 896
- 2021/02/27(土) 01:03:18.64
-
国や市とか税金徴収に躍起になるイメージだったのに今まで無税でなあなあにしてたのが意外
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- 897
- 2021/02/27(土) 01:05:14.80
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>>882
なら裁判起こせば?
違憲訴訟なんて君でも出来るでしょ
こんな掲示板で回答求めてなんになんの?
裁判したら明確な返答かえってくるよ
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- 898
- 2021/02/27(土) 01:06:42.21
-
もっとも、この住民訴訟の原告となったのは、那覇の「右翼オバサン」である。弁護団も明白な右寄り人脈。本来、政教分離規定はリベラル・人権派、
ないしは天皇制に弾圧された宗教者にとっての金科玉条。右翼が政教分離の旗を掲げての訴訟には、大きな違和感を禁じえない。どのような思惑
で提訴に至ったのか理解し難いところは残る。それでも、誰が原告であろうとも、政教分離の「厳格な」判断を歓迎すべきことに変わりはない。
政教分離の「政」とは国家、あるいは公権力を指す。「教」とは宗教のこと。国家と宗教は、互いに利用しようと相寄る衝動を内在するが、癒着させて
はならない。厳格に高く厚い壁で分離されなくてはならない。
この原則を日本国憲法に書き込んだのは、戦前に《国家と神道》が結びついて《国家神道》たるものが形成され、これが軍国主義の精神的支柱に
なって、日本を破滅に追い込んだ悲惨な歴史を経験したからである。国家神道の復活を許してはならない。これが、政教分離の本旨である。
《国家神道》とは、今の世にややイメージしにくい言葉となっている。平たく、『天皇教』と表現した方が分かり易い。天皇の祖先を神として崇拝し、当
代の天皇を現人神とも祖先神の祭司ともするのが、明治以来の新興宗教・天皇教である。
天皇の祖先を神と崇め、その神のご託宣によって、この日本を天皇が統治する正当性の根拠とする荒唐無稽の政治的宗教。睦仁・嘉仁・裕仁と3
代続いた教祖は、教祖であるだけでなく、統治権の総覧者とも大元帥ともされた。
この天皇教が、臣民たちに「事あるときは誰も皆 命を捨てよ 君のため」と教えた。天皇のために戦え、天皇のために死ね、と大真面目で教えたのだ。
直接教えたのは、学校の教師だった。教場こそが、天皇教の布教所であった。目も眩むような、一億総マインドコントロール、それこそが国家神道で
あり、その反省が政教分離である。
もっとも、憲法の政教分離に関する憲法規定は、神道だけでなく宗教一般と国家との癒着を禁じた。そこで、仏教やキリスト教との関係でも、政教分離
問題は生じうる。今回の判決も、神道に限らず儒教でも宗教性が認められれば、憲法に抵触しうることを確認したものとなっている。儒教と自治体の関
係を問う訴訟は、二の丸、三の丸での闘いである。しかし、その結果は本丸としての神道と国家との関係に影響を及ぼさずにはおかない。今回の判決、
リベラル派としては、喜んでよい。
本日の産経社説(「主張」)が、この点に言及していて興味深い。
表題が「那覇の孔子廟判決 『違憲』の独り歩き避けよ」というもの。右派の産経にとって、好もしからぬ判決であり、その影響を限定しようという「主張」
なのだ。
同社説の立場は、はっきりしている。靖国神社公式参拝や玉串料・真榊奉納などを違憲と判断されては困るのだ。何とか、限定的に解釈しなければな
らない。
産経の当惑している様子が伝わってくる。しかし、判例というものは、独り歩きをするものである。独り歩きを止めようとて、止められるものではない。その
意味で、大法廷の厳格な政教分離解釈は、リベラル陣営にとっての財産なのだ。
http://article9.jp/wordpress/?p=16371
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- 899
- 2021/02/27(土) 01:08:45.78
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>>898
1 自己紹介
私は、今年の3月で93歳になります。平成26年に提起したときからこの裁判を戦って参りました。私は、那覇市民として沖縄県民として、そして日本国民の1人として久米至聖廟(孔子廟)に対して感じていることを率直に申し上げたいと思います。
2 釋奠祭礼をみたとき「これは宗教だ」と強く感じたこと
私がはじめて釋奠祭禮のことを知ったのは、久米崇聖会がホームページにあげている動画をみたときのことでした。黒い礼服を着た司祭たちが出てくると、「至聖門」が開かれ、そこから中に入ってこられる孔子様の御霊(みたま)をお迎えし、お線香をあげ、お蝋燭をともし、お供物をささげ、お像の前で中国式の独特の礼法を繰り返し、やがて提灯をもって孔子様の御霊をお送りし、「至誠門」を閉め、提灯の灯を消して終わるのです。見終わったとき、「これは宗教だ」と直感しました。平成26年9月、実際の釋奠祭禮をこの目でみましたが、その思いはますます強くなりました。エイサーやハーリーと同じ沖縄の習俗だという意見がありますが、それは間違っています。釋奠祭禮は、長い間、久米三十六姓(クニンダンチュ)の儀式として伝えられてきたものであって、沖縄の一般市民にとっては全くなじみのないものでした。
3 神職による遷座御願の宗教性について
久米至聖廟(孔子廟)の移設に伴って行なわれた遷座御願(せんざうがん)の動画も久米崇聖会のホームページでみました。神職による拝みを映した動画でした。それがユタなのかノロなのかは分かりませんが、神霊的な力を持つ霊媒師による拝みや占いは、今でも沖縄ではよくみられます。そして、そのこともまた、私の「これは宗教だ」という思いを強くしたのでした。
4 久米至聖廟前に座り込んで礼拝する方々の姿について
久米至聖廟の前では、御座や座布団を敷いて座りこんで、一心不乱に祈りを捧げる方々をよくみかけます。中国や台湾の方々のようですが、その熱心な礼拝から、久米孔子廟に関わる儒教の信者さんたちに間違いないように思えます。
5 「学業成就」の御札の販売について
今はもうなくなりましたが、以前には、「学業成就」の御札が販売されていました。ありがたい「灰」が封入され、御利益があるというふれこみでした。これは、そのことをありがたく思う信者が多数いるという証拠です。
6 感想
私が釋奠祭禮や久米孔子廟を宗教だと感じている理由の概略は以上のとおりです。菅原道真を祀る天満宮とどこが違うのでしょうか。こうした施設を公園に設置し、使用料を全額免除することが、特定の宗教に対する援助になるのはあたりまえのことです。多くの那覇市民、沖縄県民、日本国民は私と同じように感じるはずです。最高裁判所の裁判官におかれましては、「一般人の評価」を量る上で、今、私が申し上げましたことも充分にご配慮いただきますよう心からお願いします。
金城照子
以上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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- 900
- 2021/02/27(土) 01:16:23.65
-
琉球保守が統一教会信者に訴えられて違憲判決
左翼はアンチ宗教だから当然判決支持
日本の保守が朝鮮カルト支持か琉球保守支持かで分かれている
この判決は朝鮮カルトか左翼と同じ思想にならないと支持できない点が苦しいところだ
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- 901
- 2021/02/27(土) 01:17:45.05
-
儒教って宗教なんだ
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- 902
- 2021/02/27(土) 02:52:45.14
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>>881
> 中国人の孔子を祀る中国福建省の子孫に、
仲井真弘多(当時沖縄県知事)
> 市の土地をタダで貸す理由って何?
翁長武志(当時那覇市長)
当時現役の那覇市長が、当時現役の沖縄県知事の親せき一同に市の土地を勝手に使っていいよとプレゼントした。
沖縄だからな、そんなの当たり前なんだろう。
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- 903
- 2021/02/27(土) 02:59:54.04
-
少なくとも時効になってない分は請求するんだよな?
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- 904
- 2021/02/27(土) 03:12:47.10
-
>>1
次は、靖国神社絡みか?
それとも創価学会か?
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- 905
- 2021/02/27(土) 03:19:40.55
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位牌って儒教から来るんだよね
宗教として捉えて問題無いと思う
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- 906
- 2021/02/27(土) 05:13:17.96
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>>901
というより昔は生活すべてに神がいて信仰があり宗教だったので、当然のことながら学問である儒学にも神があり信仰があった
そういうのと別に宗教としての儒教というのもあって自分の葬式は儒教形式でやってくれみたいな融通の効かない偏屈な儒学者もいたりいなかったり
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- 907
- 2021/02/27(土) 05:19:59.83
-
中国共産党と関わりのあるものは全て禁止しろ
あれはジェノサイドしてるんだから宗教より非道だ
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- 908
- 2021/02/27(土) 05:34:25.56
-
那覇市って三権分立とか憲法・法律を知らないのかな
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- 909
- 2021/02/27(土) 06:03:43.96
-
これじゃあ神道も創価も政教分離しないとな
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- 910
- 2021/02/27(土) 07:24:03.24
-
>>898
日本の保守派
戦前の天皇と神道を密接にした時代を肯定する
沖縄の保守派
琉球王国時代の琉球国王と儒教を密接にした時代を肯定する
裁判の原告
沖縄の保守派が嫌いな奄美出身者
沖縄嫌いという点では本土の右派と共通
沖縄の保守派を叩くためにこの訴訟を起こした
政教分離なんて本当はどうでもいい
判決により沖縄の保守派だけでなく日本の保守派も大打撃を受け産経社説では判決に反対表明
こういう流れ
-
- 911
- 2021/02/27(土) 07:28:23.99
-
だから今回の判決で最も打撃を受けたのは天皇と靖国神社や政治と神道 政治と創価学会を結びつけたいと思っていた自民党や公明党の政治家
-
- 912
- 2021/02/27(土) 07:31:59.78
-
現代的な左翼の沖縄タイムズは最高裁判決に大賛成
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/712369
かつて国家神道を精神的支柱にして戦争への道を突き進んだ。政教分離の原則は、多大な犠牲をもたらした戦前の深い反省に立脚し、つくられたのだ。公有地の無償提供という自治体の行為が、司法の場で憲法の禁じる「宗教的活動」と認定された意味は重い。那覇市は違憲状態の解消に努めるべきだ。
-
- 913
- 2021/02/27(土) 07:33:22.51
-
琉球新報社説は沖縄保守派を代弁し産経とほぼ同じ論調
-
- 914
- 2021/02/27(土) 07:34:09.34
-
そんなもんが何故日本に?と思ったが
キリスト教の協会みたいなものなのか?
-
- 915
- 2021/02/27(土) 07:37:06.42
-
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA
一般社団法人
設立許可を必要とした従来の社団法人とは違い公益の有無は問われず、
一定の手続き及び登記さえ経れば主務官庁の許可を得るのではなく
準則主義によって誰でも設立することができる。
また設立後も行政からの監督・指導はない。
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- 916
- 2021/02/27(土) 07:37:23.63
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>>914
全然違う
戦前の神道と天皇の関係が儒教と琉球国王の関係に近い
---
上里隆史浦添市立図書館館長
近世の琉球社会では、中国の儒教をもとにした価値観が広まっていきます。それ以前の儒教は中国系の久米村など一部で受け入れられていたにすぎませんでした。ところが、琉球王府は儒教イデオロギーを国家的な思想として採用していきます。
久米村によって主宰されていた孔子廟の祭礼は、やがて国家的祭礼に引き上げられ、歴代王に対する祭祀も久米村の意見を聞いて、可能なかぎり中国式の祭祀方法に変更します。
国家の教育も儒教をもとに行われるようになり、庶民には儒教倫理のテキスト「御教条」を読み聞かせていきます。さらに中国の風水思想も導入され、風水にもとにした亀甲墓・シーサー・石敢当・ヒンプンなどが次々と琉球に定着します。こうした文化が琉球全体に普及したのはこの時期です。
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- 917
- 2021/02/27(土) 07:45:04.58
-
だから湯島聖堂が国有という事実は多くの国民が気づいていないだけで国有の神社と何ら変わらない非常にまずい事態となっている
-
- 918
- 2021/02/27(土) 07:48:44.53
-
本来は最高裁まで左翼に乗っ取られたと騒ぐべきなのに本質を理解せずに「沖縄?儒教?」と思ってるやつばっかり
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- 919
- 2021/02/27(土) 08:02:21.77
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どうでもいいけどとりあえず
市から土地借りてるんだから賃料ちゃんと払おうな
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- 920
- 2021/02/27(土) 08:08:16.61
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天皇も私的に祭祀するなら国有地使ってるんだから金を払おうな
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- 921
- 2021/02/27(土) 08:18:07.06
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気に入らないなら天皇訴えて最高裁まで争ってみ?
金城テルさんみたいに
できないくせに
日本の司法の違憲判決に文句あるなら
自分たちで土地買うか
中国福建省に帰れば?
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- 922
- 2021/02/27(土) 08:29:56.99
-
元々孔子廟の土地だったんだろ?
市から孔子廟に返したって体を取れないのかな。
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- 923
- 2021/02/27(土) 08:36:24.21
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那覇市にお願いして土地もらえば?
金城テルさんがずっと監視してるからそんなこと許さないと思うけど笑
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- 924
- 2021/02/27(土) 08:37:49.16
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>>1
祠に毛が生えた程度のもの想像してて、48万/月?と思ったら 2つあるけどどっちも付属施設含めて立派な建物なんだな。
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- 925
- 2021/02/27(土) 08:56:31.90
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>>921
寧ろ玉陵で祭祀やってる尚家もなんで訴えないの
何でクニンダだけなんだろう?変だよね
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- 926
- 2021/02/27(土) 09:03:06.15
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公費による至聖廟の移設新築に必然性はなく、公園増設名目で市税や県税、国からの一括交付金を崇聖会への利益供与に転用したとの疑惑
孔子廟・明倫堂(正式には至聖廟)移設についていえば、25億円を超える総事業費の半分以上が、国庫からの支出、つまり国民全体の負担
久米崇聖会、那覇市、沖縄総合事務局(内閣府の出先機関)などの資料によれば、孔子廟・明倫堂の建築に直接かかる費用2億6000万円は久米崇聖会が負担しますが、土地は那覇市から無償貸与されたものです。
その土地も、もともと国有地だったものを那覇市が公園整備を理由に3分の2を国から買い上げ、残りの3分の1を国から無償で借り上げたもの。
土地の買上価格は7億6600万円、総事業費は計画段階で22億4200万円にのぼっています(平成17〜 22年)。
事業は平成23年度以降も事実上継続されているので、総事業費は今や25億円規模に膨れあがっています。
一方、事業費に対しては沖縄特例の国庫補助率「二分の一」が適用されています。
平成23年度からは一括交付金(使途に制限のない補助金)の制度が導入されているので、事実上の国庫補助率はおそらく二分の一を超えていることでしょう。
たとえば、2013年6月の開業の際に目玉となった至聖廟のシンボル「五本爪の龍」の彫像は1億2400万円の製作費で中国に発注されたものですが、久米崇聖会の負担ではなく国費(一括交付金)を使っています。最終的に、総事業費の半分強を日本国民が、残りの半分弱を那覇市民が負担していることになります。
大きな疑問を感ずるのは総事業費の規模です。
22億4200万円の総事業費(計画段階)に対して用地費が7億6600万円ですから、その差額が造成・植栽などの土木工事費や照明・遊具などの設備費に充当さ れているはずです。
計算するとそれは14億7600万円にのぼりますが、現地を見るかぎり、とてもそれだけの価値がある公園には思えません。
参考までに、最近設置された各地の近隣公園の事業費を調べてみると、長岡市の千秋が原南公園(2万6千平米)の土木費・施設費は5億6000万円(52メートル×20 メートルの体験学習施設建築費も含む)、大阪市の巽公園(2万5千平米)は5億円、同じく大阪市の御幣島中央公園(2万3千平米)は7億円。
整備面積では これらの公園の3分の1程度でしかない那覇市のこの公園の土木費・施設費がいかに高額かわかります。
公園の敷地造成工事が始まったのは平成20〜21年 ですので、20年度から25年度までの那覇市の公共工事契約情報をチェックしてみました。
調査の結果、設計費、土木費、設備費のすべてをあわせても、この公園にこれまで費やされた経費は1億5600万円(契約高ベース)にすぎないことがわかりました。
この間の用地費以外の予算額は14億7600万円ですから、13億円余りのお金の使い途が現段階では不明ということになります。
那覇市に予算・決算の内訳を公開請求してチェックすることまではしていませんが、「用地費」「設計費」「建築費」「土木費」「設備費」は判明しているのですから、13億円余りのお金はそれ以外の経費に充てられていることになります。
と ころが、通常の公園整備であれば「用地費」「設計費」「建築費」「土木費」「設備費」以外の使途は考えられません。13億円超のお金が、予算・決算の見かけ上どんな費目に支出されているとしても、事実上の使途不明金と考えて差し障りないでしょう。
もう一つの疑問は、宗教色の濃い一民間団体の施設に 25億円もの公金が使われているということです。
孔子廟・明倫堂の建設を自治体が支援することにダメ出ししているわけではありません。
それだけの公益性があるというなら、公益性の根拠を示しつつ、市民・国民が納得できるような計画を実現すればよかったのです。
https://hi-hyou.com/archives/898
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