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- 2021/02/23(火) 13:18:40.77
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2021/2/23
福島県沖 クロソイから基準超の放射性物質 出荷を停止
福島県沖で行われている試験的な漁で、22日に水揚げされたクロソイという魚から、基準を超える放射性物質が検出され、福島県漁連はこの魚
の出荷を停止したが、福島県沖の漁で基準を超える放射性物質が検出されたのはおよそ2年ぶりで、去年2月には、すべての魚種で出荷制限が解
除されていたが、福島県漁連によると22日に新地町の沖合8.8キロ、水深24メートルの漁場でとれた、クロソイという魚から放射性物質が検出さ
れたとの事。
県の研究所で詳しく測定した結果、放射性セシウムの濃度が、1キロ当たり500ベクレルと、国の食品の基準である1キロ当たり100ベクレルを上
回り、県漁連がより厳しく定めている1キロ当たり50ベクレルの自主基準も超えていたことから、県漁連は安全性が確認できるまでクロソイの出
荷を停止することを決定。
今後、国の原子力災害対策本部がクロソイの出荷制限を指示する見通しで、クロソイの水揚げ量は去年1年間で3トンと、福島県沖で行われてい
る試験的な漁全体の水揚げの1%未満だが、国の基準を超える放射性物質が検出されたのは、2年前の2月にエイの仲間の魚コモンカスベで検出さ
れて以来で、去年2月には福島県沖のすべての魚種で出荷制限が解除されたとの事。
福島県沖の魚介類の放射性物質の濃度を継続的に測定している、福島県水産海洋研究センターによると、検出される値は原発事故直後に比べて
大幅に低下しており、去年は1年間で4261検体の魚を調べたが、国の基準となっている1キログラム当たり100ベクレルを超えたものはなく、99.9
%が検査装置で検出できる限界の値を下回り、クロソイについても50検体を調べたが、すべてが検出限界を下回ったとの事。
一方で、東京電力が福島第一原発の港湾内で、調査のためにとったクロソイからは、おととし、1キログラム当たりおよそ900ベクレルの放射性
物質が検出されたこともあったが、東京電力は港湾の出入り口に、魚の出入りを防ぐ網を設置しており、県水産海洋研究センターでは何かしら
の理由でクロソイが外に出た可能性もあるとみて、基準を超える放射性物質が検出された原因を調べているとの事。
※2年前と言うと原田義昭前環境相が汚染水の海洋放出の必要性を訴えた時期と一致する。また同年11月には福島第一原発の水蒸気爆発の原因が
ベント機能が働かなかった事を原子力規制委員会が認めたが、改めて第一次安倍政権、第二次安倍政権での安倍晋三の国会答弁、2020東京五輪
誘致の際に行って来た事のウソが証明された模様。
根拠となる報道:
2006/12/22
共産党の吉井英勝衆院議員(当時)は「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」を
政府宛に提出。
吉井議員
「原発からの高圧送電鉄塔が倒壊すると、原発の負荷電力ゼロになって原子炉停止(スクラムがかかる)だけでなく、停止した原発の機器冷却系を
作動させるための外部電源が得られなくなるのではないか。」
安倍晋三
「外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である。」
2013/9
安倍晋三は13年9月の招致演説で東京電力福島第1原発事故の影響について、「アンダーコントロール」と訴え、16年リオデジャネイロ五輪の五輪
旗引き継ぎ式では人気キャラクターのマリオに扮するなど節目に登場。
2019/11/28
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