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- 240
- 2021/01/15(金) 08:54:08.07
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>>213
まさに最近そういう研究成果がイギリスの研究グループから発表されてたよ
重症患者2244人のゲノムをUKバイオバンクに登録されてる一般人のゲノムと照らし合わせて解析したそうで、重症化する人は
・インターフェロン受容体遺伝子の一つであるIFNAR2の発現が少ない
インターフェロンは生体が分泌する抗ウィルスに関わるサイトカインで、つまり細胞に存在する抗ウィルス物質を受け入れる受け皿が少ない
・CCR2の発現量が高い
CCR2は細胞に存在するサイトカイン受容体の一つで、単球・マクロファージ(白血球の一種)を炎症部位へ向かわせる事に関わる受容体が多い
だそうで、この解析はヨーロッパ系人種が主なので人種間の差については謎で、他の人種グループによる解析が待たれるみたいな締め方されてた
とはいえ、基礎疾患以外の遺伝にも重症化する要素があるとわかってきたのは大きい
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