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- 2021/01/15(金) 00:15:41.14
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というわけで,早速ツイッター上の関連データを分析してみましょう.
今回は話題が多岐にわたるため,「議会占拠 OR (議会 AND 占拠) OR ((連邦 OR 米国 OR アメリカ) AND 議会) OR 議会 OR クーデター OR アンティファ OR ペロシ OR トランプ OR バイデン OR ペンス OR 大統領」
で検索した結果を用いて分析を行います.
2021年1月7日から1月12日までで3,297,232ツイートを収集しました.
これを見ると,議会占拠が起きた1月7日にピークを迎えた後,トランプ大統領のアカウントが停止された1月9日に再びピークがあることが分かります.
次に,これらのツイートの中身はどうだったのか,リツイート数上位500ツイートについて,リツイートしたアカウントの類似性に基づくクラスタリングを行いました.
クラスタリングの手法についてはこちらの論文をご参照ください.
大きなクラスタは3つほど得られました.
┃トランプ支持者擁護クラスタ(A)
(中略)
┃議会占拠否定派クラスタ(B)
(中略)
┃上手いこと言ったクラスタ(C)
(中略)
アメリカ議会占拠問題については,大きく二つのクラスタが見つかり,トランプ大統領支持派を擁護するツイート群が目立ちました.
このクラスタのツイートをRTするアカウントは,
保守系のツイートをよく拡散するアカウントが60%を占めていました.さらに,そのうち7%のアカウントで半分の拡散を行っていました.
なお,トランプ大統領支持派擁護クラスタが最大だったとはいえ,データに現れた全アカウントを考えると,クラスタAのツイートを拡散したアカウントは全体の22.2%でした.
多数派ではありますが,トランプ大統領支持派を擁護するツイート以外を拡散したアカウントの方が多いと言えそうです.
全文
https://news.yahoo.co.jp/byline/toriumifujio/20210113-00217323/
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