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- 2021/01/14(木) 17:21:32.04
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>>27
イタリアは、トマト加工品の主要な輸出国である一方、米国やスペイン、中国などからトマト加工品原料を輸入している(図5)。
EUでは、中国からのトマト加工品原料の輸入拡大と、国内の生産者への影響を危惧したトマト加工業界による強い働きかけもあり、
2011年に原料原産地名の表示を義務付けるEU規則が施行された。
この新たな規則の導入と人件費の高騰や天候不良を背景とした中国産トマトの値上がりなどにより、
中国からのトマト加工品原料の輸入量は、2011年の13.3万トンをピークに激減し、2014年にはわずか1.4万トンとなっている。
一方、米国産のトマト加工品原料の輸入量は中国産を代替する形で急増し、2014年には約9万トンが輸入された。
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