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  • 2020/11/22(日) 18:40:28.01
コソボとセルビアの間に『トランプ湖』が出現 命名で関係正常化交渉がいっきに前進


米国の仲介で歴史的な関係正常化を果たしたセルビアとコソボは、紛争の原因の一つだった両国間にまたがる湖水を「トランプ湖」と名付けて和解の象徴とすることにした。

コソボ北部からセルビアにかけて細長い人工湖がある。コソボでは「ウジマン湖」と言い、セルビアでは「ガジボダ湖」と呼ぶ。全長約24キロで、その内77%がコソボ内に23%がセルビア領内にある。

両地域は死者50万人ともいわれる武力衝突を繰り返し、その間に仏などの仲介で何度も交渉を行ったが関係は改善されず、その原因の一つにこの湖水の帰属問題があったとされていた。

今年8月から米国の仲介で始まった交渉でもこの問題が難関とされ、ホワイトハウスで会談したセルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領とコソボのアブドゥーラ・ホティ首相は、湖水をどう呼ぶかですら合意できなかったという。

そこで、交渉を仲介していた米国のリチャード・グレネル大使が「仮にトランプ湖としたら如何」と提案すると、両首脳は「それは良い!」と、湖水を「トランプ湖」と呼んで話を進めることになったという。

「私は冗談のつもりでトランプ湖を提案したのですが、これが受けたんですよ」
グレネル大使は、AFP通信にこう話している。

これで、コソボとセルビアの関係正常化交渉はいっきに進み、4日トランプ大統領も同席して経済協力の合意文書が署名されたもので、「世界の火薬庫」とも呼ばれるバルカン半島でくすぶっていた紛争の火種を、30余年ぶりに消し止めることになった。

合意発表の後、湖水のセルビア側にあるダムには「トランプ湖」と書かれた大きな横断幕が掲げられた。命名者のグレネル大使はこの写真をツイートして合意を祝福した。

https://www.fnn.jp/articles/-/89288

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