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  • 2020/10/19(月) 10:53:29.91
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d91c741fbd405fea3575964c81628f770fcb3b
アメリカと対立するもう一つの大国・中国は、国慶節(建国記念日)の8連休の真っ最中で、浮かれ気分も相まって、SNS上では「活該!」(フオガイ)の大合唱だった。日本語に訳すと「ざまーみろ!」。

 ただ、中国当局はこういった「カエルの合唱」のような記事や意見を、ネット上から一斉削除してしまった。代わりに、「習近平がトランプにお見舞いの電報を送った」(10月3日新華社通信)、「ホワイトハウスは大統領の権限移譲を強く否定している」(10月3日環球時報)といった記事を掲載している。まるで、一転して「トランプ応援団」に変わったような雰囲気だ。

 これは一体どういうことなのか? ある中国人に聞くと、こう答えた。

 「11月の大統領選でトランプ大統領が再選された場合と、バイデン前副大統領が勝利した場合について、さまざまな分析や予測を行った。その結果、トランプ大統領が再選してくれた方が、中国にとっては好都合だという結論になった。

 何と言ってもトランプ大統領は、国際関係をカネ勘定で数える商人だし、中国ビジネスで儲けたいと考えている。それにトランプが大統領でいる限り、ホワイトハウスは混乱し、アメリカは分断され、その結果、凋落していくのは自明の理だ。

 逆にバイデン大統領が誕生した場合、第二次世界大戦後にアメリカが展開してきたオーソドックスな理念外交を展開するだろう。EUやアジアの同盟国との協調を強め、世界中を巻き込んで中国を包囲してくるだろう。また、民主党は基本的に人権問題に敏感なので、チベット、ウイグル、香港など、人権問題での中国批判を強めるだろう」

 実際、アメリカで興味深い現象が起こっている。黒人やヒスパニック系など、非白人グループは、基本的にバイデン支持である。ところが、300万人の中華系グループだけは、トランプ支持なのだ。

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