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  • 2020/08/04(火) 11:55:12
BBCの「受信料廃止」はどこまで現実的なのか
問われ始めた有料「公共放送」の存在価値
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小林 恭子

まずは受信料未払い者の非犯罪化へ

とはいっても、ジョンソン首相が直接BBCの受信料制度を廃止すべきと発言したわけではない。

ただし、昨年12月の総選挙の選挙戦では、「現時点で受信料制度自体をなくそうとは考えてい
ないが、(政権が取れたら)必ず検討するつもりだ」と述べている。有料動画サービスが人気を得る
なか、視聴する・しないにかかわらずテレビ番組を受信できるデバイスを持っている世帯から徴収す
る受信料制度は「時代に合わないのではないか」と。また、受信料不払いを刑事犯罪とみなす仕組みの変更を訴えた。

BBC支持者からすれば、ジョンソン氏の一連の発言はBBCを縮小させたいという意向の表れに見えた。

2月5日、モーガン文化相(当時)は、受信料未払いを刑事訴追の対象から外すべきかどうかについての
意見公募を開始した。

現在、BBCの受信料は年間154.50ポンド(約2万2000円)で、未払いが続いた場合、裁判所への出廷が求
められるほか、最大1000ポンドの罰金が科せられる。2018年、受信料支払い回避で有罪となった人は
12万1000人。平均176ポンドの罰金の支払いを命じられている。

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