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  • 2020/08/03(月) 00:51:21.43
 


「カマキリ」の「メス」は「オス」と交尾し終わった瞬間、すかさず「オス」を食い殺してしまう。
これは、「メス」が「オス」の肉体をも我が子を育てる為の糧にしようとする為である。
それをかわして逃げ切る「オス」もいるが、多くの「オス」が「メス」の餌食となってしまう。

昆虫である「カマキリ」と他の生物とを一概に同一視することはできないのかもしれないが、
この「メス」のしたたかさは、ある意味、生物界に共通するかのようにも思える。

我々と同じ哺乳類である「ライオン」や「ネコ」などの「メス」も、
動物番組などを観ると我が子の為に「オス」をうまく操っているようだ。
昆虫である「カマキリ」と哺乳類である我々人間とは種としては大きな隔たりがあるが、
「オス」と「メス」という単純な視点で捉えると、なにやら逆に際立って見えてくるものがあるようにも思える。

近年、離婚件数が増加しているというが、その離婚理由には、夫のDVなどの「オス」側に
責任があるように思えるものも少なくはないようだが、実は、夫の失業や病気、夫の親の介護などを契機に
妻が逃げていってしまうケースも多いようである。
このようなケースは、まさに「メス」である妻が「オス」である夫を「用済み」、いや、
「お荷物」と判断して見捨てたケースである。

戦争になると兵として戦い命を落とすのは「オス」である「男」と古今東西、だいたい相場が決まっている。
先の東日本大震災の津波で命を落とした消防団員も、すべて「男」である。 まさに「男気」、「武士道」である。
しかし、その反省から、今後同じような震災が起こった場合は消防団員も防潮扉を閉めるなど一定の作業を終えたら、
たとえ一般市民が津波到達圏内にまだ残っている可能性があっても逃げることになったという。
(続く)

 

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