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  • 2018/08/14(火) 10:40:07.08
>>364
旧大塚家具の古臭い経営の代名詞であった会員制だが、
実はこの制度、別に狙いがあって整備したものじゃなく、
単に、業務拡大に伴いとあるオフィスビルに入居していた事務所をショールームに転換した折、オーナーから不特定多数が多く来店するのは困る、というクレームを受けて、仕方なくはじめたんだそうな。

が、実際やってみると、貴重な顧客情報がどんどん積み重なって広告宣伝やマーケティングの重要な手段になるし、
一人の接客担当が広範な商品知識で全フロア案内できる同社自慢のマンツーマン接客との相性も抜群。
以前に買った家具の関連商品提供や修理といったサービスが、専属の接客担当通じて迅速かつ正確に提供されることから、顧客からも好評で、結局、全店舗で採用される同社の名物となった。

つまり、優れたアイデアってエリートの机上の空論じゃなく、現場の試行錯誤、偶然からの発見で生まれることが多い。
特に、サービス業の現場はトライ&エラーの繰り返しだから、なおさらだ。

ちなみに、勝久会長を古い経営の権化としたい久美子の印象操作のせいで、この会員制がずいぶん誤解されているが、この制度、ただ初来店時に記名を求めるだけで、会員資格もなければ会員証すらない。
ただ、この名簿を元に専属の担当が決められ、情報を一元管理し顧客にあった情報やサービスを随時提供する。
つまり、アマゾンや楽天が電子仕掛けでやってるやつの、もっと細かい人力版ってこと。

ここまで見た

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