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  • 2018/04/22(日) 19:57:56.83
>>448
2001.08.02
<アイスランド政府代表 S・アスムンソン氏に聞く> (水産経済新聞)

○安成椰子(水産経済新聞社・社長)
留保付きの再加盟が不当な手続きによって投票権はく奪、オブザーバー資格という異常な事態になったわけですが、アイスランドとしての再加盟の意図と異常事態へのコメントは。 

○アスムンソン(アイスランド政府代表)
「モラトリアム以来IWCに失望して脱退していたが、最近になって親捕鯨派、反捕鯨派の多くの国々から再加盟の要請があったことおよび最近のIWCの状況は科学的知見の蓄積がなされ、
海洋資源利用国の加盟が進み、IWC外の国際漁業機関でも海洋資源の合理的持続的利用への関心が高まっている折から、IWCの正常化に向けて内部から努力する時期にきており、そのためにも再加盟の必要があると判断した」
「再加盟のステイタスが異常な事態になっていることは大変遺憾だが、本来、IWCには国際機関の加盟に関する締約国の主権を制限する根拠もなければ権限もないため、
アイスランドとしてはすべての権限をもった正式・正当な加盟国として委員会にとどまり、その権限を行使する。
実際、その後の委員会で投票のあとにではあるが、アイスランドの意見を表明し、決議への賛否を表明することができた。
また、日本、ノルウェー、カリブ諸国など海洋資源利用派の国々はアイスランドの意思を正式な票としてカウントしているため、実質的正式加盟国としての権利を行使できていると考えている」
「アイスランドのモラトリアムへの留保付き加盟は国際法に則ったものであるし、条約本来の目的と一致している。
むしろ一部の加盟国が条約本来の目的に反し、『捕鯨を絶対に認めないといいつつ条約にとどまっている』状態こそ異常であり、IWCは国際機関として信用を失う結果を招く。
アイスランドはこうした異常事態を是正するために再加盟したのであり、条約本来の目的を推進するため正式加盟国として今後も努力し、来年の下関会議にも参加する」

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