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  • 2018/03/15(木) 07:05:46.62
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000107-mai-n_ame

 【ワシントン高本耕太、会川晴之】ティラーソン米国務長官の解任を発表したトランプ大統領について、CNNテレビは13日、今後解任する可能性のある閣僚・高官が「9人いる」と伝え、セッションズ司法長官やマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の名を挙げた。自分の意に沿う人間で周囲を固め、トップダウンで「トランプ色」を政策に反映しようとしているようだ。大胆で迅速な政策遂行が可能になるとの見方がある一方、「暴走」した場合の歯止めが利かなくなる恐れもある。

 他の閣僚交代の案として、AP通信などは13日、公費不正使用疑惑が浮上しているシュルキン退役軍人長官の後任に、ペリー・エネルギー長官を横滑りさせることが検討されていると報じた。ペリー氏は大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったが、地球温暖化に懐疑的な見方を示すなど、政策面での親和性が指摘されている。トランプ氏は12日にペリー氏とホワイトハウスで会食。記者団に「彼は皆に好かれている。起用は正しかっただろう」などと語った。

 トランプ氏の非公式な政策顧問のギングリッチ元下院議長はロイター通信に「トランプ氏は、彼がしたいことに大筋で合意し、彼がチームリーダーであることを喜んで受け入れる人物を探している」と語った。

 このタイミングでの国務長官交代には、5月までの開催を予定する米朝首脳会談に向け、自身に指揮系統を集約した「新たな外交チーム」を作り、一枚岩の体制で臨む狙いがある。北朝鮮の核・ミサイル問題を巡っては、軍事行使の可能性も排除しない強い姿勢を示すトランプ氏と、対話路線を前面に掲げるティラーソン氏との温度差がたびたび表面化。異なるメッセージが日本や韓国など同盟国にも疑心を与えてきた。

 ティラーソン氏は、地球温暖化対策やイラン政策などを巡ってもトランプ氏と対立。正反対のメッセージが同時に発表される事態が相次ぎ、各国は対応に苦慮した。トランプ氏の忠実な「イエスマン」であるポンペオ中央情報局(CIA)長官の国務長官就任でこれは解消され、政権の外交政策が一本化される可能性は高い。それはトランプ氏やホワイトハウス主導の外交が進むことを意味する。

 ただ、北朝鮮担当特別代表や東アジア担当国務次官補、駐韓大使など北朝鮮政策の「実務者」を欠いたままだ。ホワイトハウス主導で政策の方針は決まったとしても、どこまで推進できるかは未知数だ。

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