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  • 2017/11/15(水) 13:51:33.84
 楽しみにしていた学校行事に行きたがらない――。母親が娘の異変に気づいたのは、ふとしたことだった。
「友人関係に悩みがあるのかな」。娘のスマートフォンをのぞいて、あぜんとした。
校外で男性教諭と会っていることをうかがわせるやりとりがあった。

 問いただすと、性行為をしたと認めた。公園の車の中で、慕っていた教諭から何度ももてあそばれていた。
すぐにでも訴えたかったが、弁護士から「お嬢さんの気持ちが大切」と諭され、踏みとどまった。
でも、娘には「お母さんは、先生がしたことはやっぱりおかしいと思う」と繰り返し伝えた。
娘の気持ちが落ち着き、警察へ相談に行くまでには時間がかかった。

 娘は事情聴取され、現場の立ち会いも求められた。
時間が経っており、警察からは「証拠が少ない」と言われた。「もっと早く相談していれば」と悔やんだ。

 母親は「教諭の立場を利用した性犯罪で、社会的にも道義的にも許されない。
事件を立証するために、娘は何度も何度も傷つけられた」と怒気を込める。

 高校時代に教諭からの性被害に遭い、自ら被害者らの支援グループ
「Thrive(スライブ)」(名古屋市)を立ち上げた涌井佳奈代表は
「性を知らない思春期の子は、性被害を受けたことを理解できず、
何年も経ってからトラウマに苦しめられることも多い」と話す。
「生徒が被害の声を上げるためにも、学校での正しい性教育が欠かせない」と指摘する。

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