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  • 2017/10/14(土) 08:45:34.42
人間の欲は今も昔も変わらない、が、
1930年〜1980年ごろまで、アメリカで大きな金融危機がなかったのはなぜか?

答えは、税制。

1929年の株式大暴落の際、累進課税の最高税率は24%だった。
その後ルーズベルト政権はこれを63%、そして94%に。
世界大戦後は、ずっと91%くらいで、
金融システムでギャンブルする誘因が除去された。
(危険を犯して稼いでも税金で取られるなら危険を犯すだけ損。)
増税で、不況になるどころか、経済は繁栄。

1981年に、レーガン政権が累進課税の最高税率を70%から50%に、
1988年には28%に。政府が欲を報いることにしたため、できるだけ稼ぐことが有利となり、
アメリカ人の貪欲が紐解かれることとなった。
人間の欲は、ただの”リッチ”では物足らず、”スーパーリッチ”になることを欲した。
で、S&L危機やらドットコムバブルやら。
ブッシュ政権で、さらに節税が行われ、(ブッシュ政権は、不動産投資、所有者を超優遇。)
金融危機が起こるのは時間の問題であった。
アメリカは、今では富を崇拝する国になってしまった。
金融改革も何も人間の欲を抑制することはできない。

人間の欲を抑制出来る唯一の方法は、再び富裕税を強化する事だけだろう。

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