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  • 2017/08/14(月) 10:12:28.63
NTTドコモが、QRコード読み取りによる決済サービスを今年度中にローソンなどで始めることが13日、分かった。利用者は、店頭でスマートフォンのアプリに表示したQRコードを読み取ってもらうことなどで代金支払いが完了する。代金は毎月の携帯電話料金と一緒に支払う。

国内のQR決済の普及は中国より遅れているが、携帯電話最大手のドコモの参入で普及に弾みがつきそうだ。

QR決済は、政府が成長戦略で掲げる非現金(キャッシュレス)決済の“起爆剤”として期待され、楽天や無料通信アプリのLINE(ライン)などIT大手が普及に乗り出している。

QRコードの読み取りはスマホや従来のバーコードリーダーでできるため、電子マネー決済用の読み取り機に比べれば導入コストが格段に安い。このため、店舗側の負担が少なく、利用者にとっても基本的には自分のスマホにアプリを入れるだけで使える。

ドコモの計画するQR決済は、毎月の携帯電話料金と合算して決済代金を支払う仕組みのため、クレジットカード登録などは不要だ。ドコモの「dポイント」を支払いに充てることもできる。

中国ではQR決済を含むキャッシュレス決済の割合が全体の約6割を占め、露店などの小規模店でも普及が進む。これに対し、現金支払いの割合が世界最高水準の日本では、キャッシュレス決済比率が約2割にとどまる。だが、政府は訪日外国人の利便性向上などを目的に、10年後に約4割まで引き上げる目標を成長戦略に盛り込んだ。

ドコモはQR決済の導入費用負担の少なさを武器に、ベンチャー各社などと提携して対象店舗の拡大を図る。ドコモは従来型携帯電話時代から電子マネー「iD」の普及を進めているが、今後は「iDが浸透していない地方の小規模店舗にもQR決済を普及させたい」(ドコモ幹部)考えだ。

【用語解説】QRコード 白黒のモザイク模様で四角形のコード。自動車部品大手デンソーの事業部(現デンソーウェーブ)が平成6年に開発した。従来のバーコードが横方向(1次元)にしか情報を持たないのに対し、縦と横(2次元)に情報を入れられるため、数字だけでなく、英字や漢字など多くのデータ(数字のみで最大約7千字)を収容できる。QRはクイック・レスポンスに由来し、データを瞬時に読み取れるのも特長だ。

配信 2017.8.14 05:43更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/economy/news/170814/ecn1708140004-n1.html

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