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- 2017/06/21(水) 08:18:19.99
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俺は今30だけど、幼稚園のころにはもう男の子に淡い恋心を抱いていたし
小学校高学年の頃にもう自分がゲイという事をなんとなく自覚した早熟な子だった
朝日新聞でLGBT関連の記事を読んで勇気づけられた記憶がある。20年近く前の話…、ネットに悩み相談所みたいなものがある事を知った。
中学以降、みんなが性を意識し始めて、男女は分かれて遊んでいたが、俺は気にしてなかった。
正直、女子を見ても友達以上には見れなかったが、色んな女子から他の男の子と違って優しくて好きとか言われた。
だが俺が好きだったのは知的な英語の先生だった。
先生は俺が他の男子とは違う事がわかったみたいで困惑するような顔をいつも浮かべてたけど
彼は俺にLGBTだと噂されるミュージシャンを紹介してくれた。
エルトンジョン、クイーン、ザ・スミス、ペットショップボーイズ、ソフトセル、…今思えば英国のバンドばかりだな〜
同窓会で会った時に「男には興味ないが子供の心を傷つける事だけはしたくなかった」と言っていた。
もう一人恩師がいて高校の担任の女性教師、この人はLGBTの色んな作家や詩人を紹介してくれた。
教えてくれるのは純文系ばかりで正直当時は難しくて理解できなかったが、あとになって心の支えになったよ。
二人ともゲイとかホモセクシャルとかは言っても、決して「オカマ」とか「ホモ」とか口にしない人達で、幼心にその誠実さに尊敬した。
高3の時に親にカムアウトした、彼氏が初めてできたのは大学の時。
幸い親はリベラルで理解があって、薄々感づいてたよと言われた。俺はカムアウトする時怖くて緊張して泣いてたけど。
姉に茶化すようにゲラゲラ笑われてそれが吹っ飛んだ。
周りの話聞くと親兄弟に隠してたり、カミングアウトしてもうまくいっていない人が多いらしい。
多分、俺は保守的な親に育てられていたら、ショックで自殺してたんじゃないかと思う…
他人は他人だし、よほど敵意を向けてくるんじゃない限り割と気にしないが、身内に拒絶されるのだけはキツい。
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