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  • 2017/06/21(水) 01:47:32.03
○北山専門教育課長 お答えします。愛媛県今治市さんから出されてきている項目でござ
いますけれども、大きく?のところで新しい分野への対応ということが書かれているとこ
ろでございますけれども、これまでの獣医学教育ではなく新しい分野の対応ということで
言われておりますが、まず、公共獣医事を担う第三極の国際水準の大学獣医学部というこ
とで、いろいろなことをやるということが言われております。例えば動物由来新興感染症
の統御ということ、あるいは越境感染症の貿易ということでございますが、国、県におい
て危機管理対応を行う人材の養成というものについては、獣医学教育のモデルコアカリキ
ュラムというものをつくっておりまして、その中で既存の各大学で人獣共通感染症学であ
るとか、動物感染症学に関する教育研究というものを実施しているところでございます。
獣医系大学の卒業生の約2割が公務員で、約1割が産業動物獣医師として全国で危機管理
対応を既に実施しているところでございます。
また、次の食品貿易の安全確保、食料の安定供給、養殖産業振興ということでございま
すが、これらにつきましてもモデルコアカリキュラムで食品衛生学あるいは食品衛生学実
習というものを実施しておりまして、現在の食品衛生管理者や食品衛生監視員などに卒業
生が就職しているところでございます。
次に、ライフサイエンス分野における連携、研究、教育ということでございますけれど
も、これもモデルコアカリキュラムで薬理学、病理学、生理学といった講義、演習が既に
明記されておりまして、既存の各大学で取り組みを行っていただいているところでござい
ます。企業からの求人も多くなっておりまして、卒業生の一定数が製薬、食品業界に就職
し、動物を用いた製薬、薬効、安全性の確認等の実験研究に従事しているところでござい
ます。情報ネットワーク構築、政策監視、疫学調査ということも新しい分野と指定されて
おりますけれども、情報ネットワーク構築、政策監視といったところについては、具体的
な内容がよくわからないのですが、疫学につきましては、既存の各大学においてモデルコ
アカリキュラムに基づいて疫学に関する教育研究を実施しているというところでございま
すし、疫学調査についても各大学において実施されているというところでございます。モ
デルコアカリキュラムに基づいて、既存の各大学でも実施されているというところでござ
いまして、これらを新しい分野というように位置づけるというのは若干困難があるのでは
ないかと考えております。

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