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  • 2016/12/02(金) 19:32:13.19
■当時の天候
零下20度、風速20メートル、
視界3m〜5mの吹雪

■救助隊、男性を発見。5人の救助隊員で交代で男性を抱きかかえるようにして下山開始。

■男性と救助隊員3名の計4名が、雪庇を踏み抜き200メートル滑落する。

■救助隊員3名は、自身が200メートル以上滑落しながらも男性をソリ〔ストレッチャー〕に乗せて崖の上に引き上げようとする。

■救助隊3名で1時間かけてソリに乗せた男性を50メートル引き上げる。この時ソリの先頭でロープを引きソリを引きあげていた救助隊1名が、救助隊自身の滑落の影響もあり体力の限界に達する。ロープ引き係を交代するため斜面にてソリのロープをハイマツに固定する。
ハイマツが折れ、男性を乗せたソリが斜面を滑り落ちる。救助隊が捜索に向かうが悪天候の為男性を発見できず。救助隊の二次被害の恐れがあるため撤退。

■翌日、斜面の下で男性の遺体を発見。

救助隊の訴え
悪天候のなか、救助隊自身も200メートル以上も滑落し、命を危険に晒しながらの極限状態の救助活動だった。

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