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  • 2016/12/01(木) 06:25:09.89
●宇治駅(京阪宇治線/JR奈良線)
どちらも宇治平等院などへの観光の玄関口ではあるが、京阪は宇治川の東、JRは宇治川の西にある。

●西宮駅(JR東海道本線/阪神本線)
歩いて乗り換えることも可能ではあるが、徒歩で約13分。さらに阪急にも西宮北口駅があるからややこしい……。

●JR難波駅/なんば駅/大阪難波駅(JR関西本線/南海本線・市営地下鉄/近鉄・阪神)
JRは漢字表記で頭に“JR”が付き、近鉄・阪神は“大阪”が頭に。地下鉄と南海はひらがな表記というのがまずややこしい。
さらに、地下鉄・南海・阪神・近鉄はいずれも至近距離にあるのですぐに乗り換えられるが、
JRは少々西に離れているので乗り換えにはふさわしくない。鶴橋もしくは新今宮を利用しよう。

●三ノ宮駅/神戸三宮駅/三宮駅(JR東海道本線/阪神本線・阪急神戸線/市営地下鉄・神戸新交通ポートライナー)
ちょっと特殊なのがこちら。どれも同じ場所にあって乗り換えできるのだが、微妙に駅名が異なるのがややこしい。
さらに、JR・阪神・阪急はいずれも東西に走る路線で乗り換え客がいることを想定していないのか、
乗り換え案内がやや不親切。三宮で乗り換える予定なら時間に余裕を持つべし、である。

いかがだろうか。関東人なら同じ駅名なら素直に乗り換えられるようにしてくれ! と、思ってしまうはずだ。

乗り換えられないようで乗り換えられる駅も

4)違う駅名だけど乗換駅! 

今度は逆パターンで、駅名が違うのに同じ駅……という事例を紹介しよう。

有名どころでは、大阪駅と梅田駅がある。そもそも「大阪」という駅はJRしか乗り入れておらず、地下鉄も阪急も阪神もすべて梅田駅で、
乗換案内も充実しているのでここで戸惑うことはあまりないかもしれない。

ところが厄介なのが、天王寺駅。こちらはJRの駅なのだが、隣接地に近鉄の大阪阿部野橋駅がある。
「あべのハルカス」でおなじみの近鉄南大阪線のターミナルなのだが、それが関西在住でない人にとってはわかりにくい。
ちなみに地下鉄は天王寺駅(阿倍野駅もある)、阪堺電気軌道の停留場は天王寺駅前だ。

もちろん東京にも大手町駅と東京駅のように、駅名は違っても乗り換え可能……という駅もあるにはあるが、
大阪ほど豪快に違うと戸惑ってしまう旅行者も少なくないだろう。

■一周するつもりが全然別の駅へ……

5)山手線とは全然ちがう! 環状線は丸くない!? 

まあるい緑の山手線は全列車が環状運転をしている(一部池袋行き・大崎行きがあるが)。
では、大阪のJR大阪環状線も同じように、路線名の通り環状運転をしていると思ったら大間違いだ。

もちろん、一部の列車は環状運転をしている。ただ、桜島線直通・関西本線直通・阪和線直通の列車も乗り入れている。
さらに関西国際空港に向かう特急列車も走るなど、大阪の環状線は多種多様な列車が行き交う路線。
「乗っていれば一周していつかは着く」山手線とは違いすぎ、何気なく来た列車に乗車するというのはあまりにも危険だ。

ここまで見た

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