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  • 2011/02/27(日) 09:02:33.83
野球はもちろん、駅伝、ラグビー、アメリカンフットボール等々・・・
大学スポーツには国民的な人気がある。

野球だとトップ選手は、プロ野球のドラフト候補になったり、
それ以外のオリンピック種目競技のトップ選手だったら、オリンピック選手になって世界で活躍することもあるだろう。

はたして、彼ら競技のトップで活躍している学生たちは、ちゃんと大学の勉強をしてるんだろうかとたまに思うが、どうなのだろう?

有名私立大学(一部の国立大学)などが、高校在学中に顕著な記録を出した選手をスカウトして推薦入学させるんだが、
俗な言い方だけど、偏差値の高い大学に、この手のスポーツ推薦で入ってくる学生は、
たいてい基礎学力がないから、そもそも入学後の講義についていけない。
(もちろん進学校から来る文武両道の人がいるのも事実だが)

それで、強くて伝統のある運動部だと運動部専用の学生寮があって、
そこから講義を受けるキャンパスや練習場に通うような感じで、生活の中心は運動部の活動になるのは当然のことと言える。

日本や世界を目指せるようなトップアスリートなら、毎日過酷な練習をやるのが通常だから、
毎日ヘトヘトで、学校の勉強をするどころではないだろう。

4年間スポーツに励むのだったら、学部もスポーツの向上に役立つような、
体育学部とかスポーツ科学部などに入る方がいいのじゃないかと思ったりするけど、
そう言うのがない大学も結構あるからな。

定期試験でどうやって単位を取るかといえば、大学の先生方もその辺の事情を理解していて、
温情で一般の学生よりも相当に甘い成績をつけてくれる。

ビートたけしのギャグで、「長島さんは立教時代、『野球部 長島茂雄』と書くだけで単位がもらえた」
と言うのがあったけど、まんざら外れてもいないと言えるだろう。
だからどんな高偏差値大学でも、中退するのは勉強じゃなくて練習についていけない人や
成績が極度に低迷したり、部内での人間関係につまづいた人たちばっかり。

あくまで、部活動は学生の本分である学業の合間にやって両立させるのが建前だけど、
日本一を目指す人はそれどころじゃない。

大学経営者にとっては、スポーツで所属学生が良い成績を上げてマスコミに取り上げられれば、
大学の知名度が上がって、その年の入学試験の志願者が増えて、結果的に受験料収入が儲かると言う効果もあるわけで。

学生にとっても、4年間存分に自らの専門のスポーツに励めて、更に名門大学を卒業できると言うメリットがある。

個人的には、問題点がない訳じゃないけれど、才能があって努力する人には活かされる道の一つとして、
「大学スポーツ」って言うのがあっても良いとは思う。

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