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  • 2018/02/18(日) 21:01:51.74
>>469
移民の政治経済学 ジョージ・ボージャス著 勝者と敗者生む富の再配分
ttps://www.nikkei.com/article/DGKKZO27006470W8A210C1MY7000/
 裏側では、年5千億ドルの富が労働者から企業に移転する。移民の流入で労働市場の需給が緩み、賃金が下落するからだ。
要するに「移民とは単なる富の再配分政策なのだ」と、本書は指摘する。そこでは勝者と敗者が生まれる。勝者は移民自身と
企業で、敗者は受け入れ国の労働者だという。その視点で世界を眺めれば、多くの移民を受け入れてきた米欧諸国で、地元の
労働者を中心に移民排斥の機運が高まり、企業には移民を肯定する声が多い事実も納得できる。
 それでも著者は、移民を否定しない。自身が12歳でキューバから米国に渡り、成功したからだろう。受け入れ国の移民政策を
左右するのは、有権者の価値観や国家観だとの立場を示す。
 人口が増え続けてきた米国と少子化に悩む日本では事情が異なる。だが、移民受け入れの是非を議論するうえで、参考になる
部分は多いはずだ。

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