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  • 743
  •  
  • 2015/05/19(火) 00:21:13.20
>>740
ハイ残念。

Q:1926年に定常宇宙論者のアーサー・エディントンが宇宙背景放射を計算し3.2Kと予測した。
 1947年にビッグバン派のジョージ・ガモフが計算し、28Kと予測した。
 現在では2.73Kと観測されている。アーサー・エディントンの完勝だ!

A:エディントンは『1等星1000個とそこに置いた【黒体】が熱平衡に達した場合の温度』を
 シュテファン=ボルツマンの法則でシミュレーションしたのだが
 数値が背景放射と近いから未だに反ビッグバンで引き合いに出す人がいる。
 しかし1/10万のなめらかさと完璧な黒体スペクトルを持つ点も合致させるには
 宇宙全体を様々な物質の濃い霧で覆って熱平衡させねばならず遠方銀河など見えなくなる
 そして準定常の黒体熱平衡説はCOBEの観測で否定されている。

一方ガモフは『各種観測結果』を元に予測。
 1桁もの誤差は、当時のハッブル定数から宇宙年齢を18億年と算出したから。
(セファイドの観測精度が低くアンドロメダ銀河の距離は90万光年と考えられていた時代)

CMBが宇宙背景放射、CIB,COBは銀河・星の放射の総和、XRBは活動銀河核の放射の総和
http://www.isas.jaxa.jp/j/forefront/2011/matsuura/image/fig_01.gif
(太陽活動ですら1/千の変動があるのに)どの方向でも1/10万のムラの少なさと黒体スペクトルは
かつて宇宙全体が熱々という単一イベントに拠るとするのみ綺麗に説明出来る

ここまで見た

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