ビッグバン宇宙論は本当に正しいのか? ★6 [sc](★0)
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- 2015/01/07(水) 23:41:49.74
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>>4
「疲れた光」説は宇宙背景放射と辻褄が合わんってよ。ついでに和訳したった。
http://www.astro.ucla.edu/~wright/tiredlit.htm
宇宙の近傍は透明であり温度もまちまちで、そこからきれいな黒体放射スペクトルは出ない。
つまり宇宙背景放射は宇宙の遠方から来ており「疲れた光」効果によりエネルギーを失っているはずだね。
では仮に「疲れた光」説で考えた場合、宇宙背景放射がどう見えるか説明しよう。
図は宇宙背景放射がz=0.1の距離から来ていたとしたらどんなスペクトルになるかを示してる。
エネルギーを失う前の宇宙背景放射は2.998Kの黒体放射ってことになる。(青線で示している)
これらの光子が密度はそのままエネルギーを失なうのでこうなるはず。(赤線で示している)
これは実際に観測されている2.725Kの黒体放射とは明らかに違うスペクトルだ。(黒線で示している)
このFIRASの観測データ(黒線)からすれば「疲れた光」説が正しいなら、
宇宙背景放射は赤方偏移0.00005未満もしくは距離0.25Mpc未満のところから来ていないと辻褄が合わない。
0.25Mpcというのはアンドロメダ銀河M31より近い距離で、そんなところから黒体放射は出ていない。
実際に赤方偏移4.7以上の銀河も観測されているため、宇宙背景放射はもっと遠くから出ていることになる。
これを単に統計的な誤差として計算すると、期待値から100,000標準偏差ものずれが出ていることになる。
(どうあがいてもあり得ない数値)
一部の強硬な人はこれらの事実から目を背け、「疲れた光」モデルをプッシュし続けているが、
このモデルは観測事実に矛盾している。
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