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  • 14
  •  
  • 2015/01/11(日) 11:48:53.49
>>11
それはトンデモサイトだ。
彼も宇宙背景放射を一般的な疲れた光モデルだけで説明できないことはわかっており、
彼の提唱する「宇宙空間からの放射吸収の足し合わせ」を加えて説明してる。
反論としては3つある。

1.物理的に説明できない宇宙空間からの放射吸収を仮定
透明な宇宙空間からの放射吸収など観測されていないし説明もできない。
彼の計算によれば150億光年先の光は約60%が吸収されるそうだが、
全波長を等しく吸収する物質などなく、遠方銀河のスペクトルには吸収線が出るはずだ。

2.観測結果と整合を取るための考えられないようなパラメータ調整
ページを見てもらえばわかるが、宇宙空間の各距離で放射吸収のパラメータを
絶妙に調整しまくり「ほらこれなら2.725K黒体放射になるでしょう」とやっている。
そりゃそれだけ無根拠に調整しまくってりゃどんなスペクトルにでもできるわな。

3.天体の観測データと不一致
遠方の天体は赤方偏移以上に光度が暗くなる。(膨張モデルの予測と一致)
この度合いは彼の計算150億光年で60%とは大きく食い違い、
彼のモデルでは両方の辻褄を合わせることができない。

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