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  • 2015/02/08(日) 10:10:23.96
それでも、出版社を介さずに個人で本が出版できるようになったというのは大きい

自費出版にしろ文学の同人誌にしろ、それなりの元手や資金源がないと本を出せ
なかったのが紙の本の出版だったから、電子書籍の自費出版は画期的システム
といっていい

いま英語圏では、電子書籍の個人出版から登場してくる作家が数多くいる
しかも、みんな500ページを超えるような長編で、しかも三部作(trilogy)だったりす
るものだから、自分はなかなか手が出せないけど、Wool の作者ヒュー・ハウイー
など、あれよあれよという間に有名となり、いまや日本でも翻訳が出版されている

Kindle日本上陸前、総合スレで"Wool"を紹介したころが懐かしい
http://bro2ch.com/av-2nt-pc/uni/ebooks/1349072109/454

クリスティもローリングも、最初、出版社に原稿を持ち込み断られた経験をしてい
るわけだから、編集者が才能を発掘する能力というのも案外あてにならない
一方、コンテストも審査員の感覚が一般読者とズレている可能性がある

いずれにしても、出版のチャンネルが増えることで、従来とは違う種類の作家が
世の中に出てくることを、自分は大いに期待したい

ここまで見た

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