【小説】なろう投稿予定の俺氏の作品、無事中絶 [sc](★0)
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- 2016/10/19(水) 18:43:02.75
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賢明な判断だ
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- 2016/10/19(水) 18:45:33.19
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あああああああああああああ
悔しい
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- 4
- 2016/10/19(水) 18:47:21.04
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残念だな
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- 2016/10/19(水) 18:47:58.23
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十月に入ってからずっと書いてたのに途中で詰まらんと気づいた
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- 2016/10/19(水) 18:49:54.36
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つまらなくても書き続けて最終的にチート能力持ちハーレムしてりゃアニメ化するくらいには売れるだろ知らんけど
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- 7
- 2016/10/19(水) 18:50:53.66
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>>6
現代恋愛モノなんだよ
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- 2016/10/19(水) 18:51:39.88
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今のなろうで恋愛ものとか難しいね異世界ばっかりじゃん
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- 9
- 2016/10/19(水) 18:51:54.11
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自分で何度も読んでるとどこが面白いのかわかんなくなる現象
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- 10
- 2016/10/19(水) 18:52:23.86
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ちょっとここに貼っていい?
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- 11
- 2016/10/19(水) 18:55:37.64
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いいよ
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- 2016/10/19(水) 18:56:47.03
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五月の夜の、ふんわりとした温かさが体を包んでくれる帰り道。ポケットの中のスマホが振える。タイムラインにコメントがあった。麗奈さんからの個人チャットだ。
『要望。いつものスーパーで野菜調達、OK?』
雨上がりの濡れた路面に立ち止まって画面を撫でる。マナー通りに、歩きながらはいじらないことにしている。
『ちょっと回り道になるので面倒なんですけど。ご自分でどぞ』
送った後、画面から目を離してスマホを手に持ったまま歩き始める。コメントはすぐに返って来る。また、立ち止まる。
『ああ、そう。早くしてくれないとサモリが飢え死ぬけどいい?』
『死ぬわけないでしょう』
『さっさと買って帰ってくればあの子、ご褒美にキスしてくれるって』
『嘘言わないで下さい』
仕方ない。数百メートル余分に歩くけど、買っていくしかないか。俺はアパートへまっすぐ続く道から西に逸れた。
つ づ き を よ み た い か こ れ ?
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- 13
- 2016/10/19(水) 18:57:38.01
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最低でも俺くらいの文章力つけろよ
http://ncode.Syosetu.com/n7833cq/
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- 14
- 2016/10/19(水) 18:59:30.99
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筋トレおわったら>>12をオレ流に直してやるアフィ
ありがたくおもうアフィ
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- 2016/10/19(水) 19:02:00.70
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ゲームみたいな文章だな
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- 16
- 2016/10/19(水) 19:02:12.54
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>>12
面白いかどうか以前の問題じゃね
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- 2016/10/19(水) 19:02:20.49
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エロゲ参考にしたからな
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- 2016/10/19(水) 19:42:07.38
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なろう特有の全く続きが気にならなさ
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- 2016/10/19(水) 20:37:32.72
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この時点じゃ山も谷もキャラ説明すらないやん
続きが気になるはずない
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- 2016/10/19(水) 20:38:23.32
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「あ、食いもん来た」
麗奈さんの部屋に入ると、サモリのぶっきら棒な声が聞こえた。俺は部屋に上がらせてもらうと、
台所に立っている麗奈さんの横でビニール袋の中身を取り出す。野菜を一つ一つ、一人暮らし用にしては広めの流しの上に置いていく。
「ご褒美、ないみたいですね」
「なぁに期待してんのぉ」
そう言って俺の背中をはたきながらくすくす笑うエプロン姿の麗奈さんだった。まだ26だというのになんだかおばさんのような感じがする。
「ビールないの?」
ギーチさんが麗奈さんと俺の間から顔をぬっと出す。袋の中身を物色しているのだ。
「ありますよ」
「おっし、いただき」
「今飲むの? ギーチ、この中で一番年上なんだし我慢くらいしなさい」
麗奈さんがたしなめてもお構いなしに銀色の缶が腕毛豊かな黒くて太い腕に掴まれて行って、カポッとプルタブの起きる音がした。
「今すぐ食べられるものある?」
次に俺の横から現れたのはオレンジのポンポンだ。いや、これはサモリの髪。パンクロッカー流の色に染めた、シャンプーの香りのする女の子のショートヘア。
「あるじゃん」
白くて細い手が赤いものをつまんでいった。ニンジンだった。
「ちょい待ち、あんたそれ生で食べる気?」
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- 21
- 2016/10/19(水) 20:38:23.55
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よし俺が面白カッコよくしてやる
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- 2016/10/19(水) 20:38:46.49
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「うん。ダメなの? カニカニ」
麗奈さんが包丁を持ったままサモリの方を振り返る。俺はしょうもないやり取りを背中で聞きながら野菜を洗う手を止めない。
今日は鍋パーティの日だったのだ。この四人の中で唯一学生の俺が大学からもどって用意開始。
OLの麗奈さんの部屋にみんな集まって鍋を囲むわけだ。
この江戸時代の酒屋改造の古アパートの住人は俺たちだけ。
俺、山中蓮也(やまなかれんや)。19歳の大学二年生。
小説家の田井中義一(たいなかよしかず)さん――通称ギーチさん。
可児麗奈(かにれな)さん――サモリはカニカニと呼ぶが俺がそう呼ぶと怒る。
そして彼女の部屋の居候の同い年、新島(にいじま)サモリだ。
三部屋だけ。そこに四人が住んでる。俺の小さくて温かで大切な世界。帰るべき場所。
ちゃぶ台を出して、ドカッと部屋の中心に置く。
そこにカセットコンロ乗せて、鍋乗せて、取り皿を配って、四人で囲めば完成だ。
「あー、肉入れるの!?」
麗奈さんが大皿から赤い牛肉をいくつも投入しているのを見て、何もせずあぐらをかいて座ってるサモリが叫んだ。
当たり前じゃないか。
すき焼きなんだから。
三対一で決まったメニューだ。
今更肉を入れることに驚かないでほしい。
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- 2016/10/19(水) 20:39:07.73
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「命を奪って生きるくらいなら死ぬよ。あたし、死ぬよ」
お菓子を待つ子供の様に落ち着かなげに野菜が煮えるのを待っていたサモリは箸を置いてしまう。
腕を組んで目を閉じ、抗議の意思を示す様はまるで何かの修行僧だ。
「そんなんでいちいち死んでたら人生何回目なんだか」
「なんだ、サモリ君、いつもそうだけど、宗教的理由かな?」
年長の二人が呆れた様子で話しかける。
「宗教なんかアヘンだね」
「それ誰のセリフか知ってる?」
今度は俺が言う。
「知らない。ボブディランじゃないの?」
俺たちは笑ったものか、呆れたものか、わからずに顔を見合わせる。
サモリはいつもこんな調子だ。
肉が煮えた。
ギーチさんは既に二本目の缶ビールを開けている。
買ってきた六本全部飲みそうな勢いだ。
さっそく苦言が呈される。
「前みたいにここで寝ちゃわないでよ。ここは私とサモリの部屋なんだから。まったく、何であんたの部屋でやらずにいつもウチなんだか」
「こっちの部屋でやるとするなら積みあがってる本を何とかしないとな」
「積ん読して読まないんなら寄付でもすればいいのに」
「俺の本は毒気が強いから図書館には向かんよ」
「あんたの部屋の本棚の毒なら極左本をいくつか置けば中和されそうだけど」
「そんなものを置いたらその毒でこっちが死んじゃうよ」
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- 24
- 2016/10/19(水) 20:39:25.02
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手の椀の中で、黄身が箸にほぐされて溶けていく。
見ると、鍋のあげる湯気の向こうに座るサモリがじゅるじゅると溶き卵をすすっている。
「おい、サモリ、動物性タンパク質は食わないんじゃなかったのか?」
「暴力性わんぱく質?」
「いや、なんだ、その、卵とかだよ」
サモリは顔を上げてキョトンとした瞳をこちらに向ける。
おかしなことを聞いたという風にオレンジの頭が傾ぐ。
「卵、食べちゃダメなの?」
「命を奪うくらいなら死ぬとか言ってたじゃないか。卵はいいのか?」
「ダメだなあ、蓮也。ダメダメだ」
聞き分けのない人間にそうするかのように急に居住まいを正して厳かに言葉を下す。
「コウシは言われました。『おいしいものに罪はなし』と」
「孔子は言ってねえよそんなことは」
ギーチさんが笑いを含みながら応じる。
「じゃあ誰が言ったの? 子牛じゃなければ大牛?」
「てめーだよ。っつーか孔子もよう知らんのかお前は」
三人の笑い声が部屋に満ちた。
酒の追加買って来いとの酔っ払いの指図を受け(一人で四本も飲まれた)、すき焼きを食べ終わった後の火照った体を外気に晒す。
夜道は小さな月が高く昇って、満月の柔らかな光を世界に降らしていた。
藍色に着色された雲が白く輝くお皿の周りにはっきり見えた。
12時までやってるスーパーでギーチさんの千円札を二枚出して目的の物を買い、重い缶ビールのずっしり入った袋を下げて自分の住むアパートの前まで戻る。
何の気なしに茶色く古ぼけた板壁を眼でなぞる。
この建物は一階がパビリオンとして使えるようになっていて、二階に貸部屋があるという作り。
どれも六畳一間で、麗奈さんが借りてる部屋にだけユニットバスが付くという変則ぶりだ。
古民家改造なのだから仕方ない。
自分としてはこの住処を大分気に入っているのだ。
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- 2016/10/19(水) 20:39:42.93
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「あらこんばんわ」
「あ、どうも、大家さん」
「楽しそうな声が聞こえるわね」
「ごめんなさい、うるさいですか?」
70代の大家さんは一階の端に住んでいるのだ。
「いえいえいいのよ。楽しそうな声を聴いてるとなんだか心が弾むわ」
「結構響くんですね。あまり遅くまで騒がないようにします」
「いいのよ。そういうのには強いから。サモリちゃんが楽器弾いててもなんとも思わないしね」
そう。サモリは麗奈さんの部屋でよくギターを弾くのだ。
廊下に出るとたまに聞こえるが、ギーチさんの部屋を挟んだこちらまでは聞こえてこないから、一階まで聞こえているとは思わなかった。
「本当にすみません、夜には弾かせないよう言っておきます。まったく麗奈さんが帰宅してる時は弾かないだろうに……」
そう言うと大家さんはにこやかに手を振る。
俺は外の崩れそうな階段を上がる。
ギーチさんは結局深夜まで飲み、俺が部屋まで運ぶ羽目になった。
俺がここ、仁琳荘(にりんそう)で生活を初めて一年になる。
大学入学と共に上京して始めた生活だ。
三人はみんな個性的で楽しい。
サモリ、ギーチさん、麗奈さん。
自分とは違う、力のある人たちだ。
何の力かって? 夢の話だ。
夢を掴む力があるという話……。
自分とは違うのだ。
サモリは俺と同い年のくせにアマチュアシンガーソングライターだし、ギーチさんは売れてる方の小説家。
麗奈さんは今はOLをしているが自分なんかの大学とは比べるのももったいない有名大学卒で、独立に向け頑張ってるという話だ。
それに比べて俺は何もしないただのだらけた大学生。
みんなが人生のレーンの前を走っているのに、自分だけ後ろをとぼとぼ歩いている気になる。
(俺も何か持たなくっちゃな)
近頃そればかり考える。
何もぶら下げずに人生という道筋をたどっていると、何故か裸で歩いているような落ち着かなさがある。
この道がちゃんとした生活につながっているかの保証もないこの時代、夢を引っ提げることこそ最良の戦略に思えた。
人生を実りあるものにするための……。
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- 26
- 2016/10/19(水) 21:28:14.29
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どんなイベント用意してるの?リアルガチ日常系?
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- 27
- 2016/10/19(水) 21:29:50.39
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>>26
うん
この後蓮也が鬱ったりするけどサモリのおかげで回復して―みたいな
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- 28
- 2016/10/19(水) 21:57:43.39
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つまらん以前に需要がなさそう
ターゲットであろう人たちがそもそもなろうなんてみてないんじゃ?
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- 29
- 2016/10/19(水) 21:59:49.84
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そうだね……
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- 2016/10/19(水) 22:06:53.71
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ごめん…
絵練習して漫画にしろよ漫画だったら多少は読まれるだろ
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- 31
- 2016/10/19(水) 22:09:41.88
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誰が続き読みたいって言ったの?
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- 2016/10/19(水) 22:22:51.95
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>>13だけど
筋トレしてシャワー浴びてスニッカーズ食ってきてみたら
とても直せそうにない文量のブツが投下されていたでござそうろう
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- 33
- 2016/10/19(水) 22:44:11.47
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なにこれ適当に文章書いていいスレなの?
俺も書いていい?
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- 2016/10/19(水) 22:48:24.02
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>>13
すこ
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- 2016/10/19(水) 22:50:39.11
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文章力の非常に低い純文学
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- 2016/10/19(水) 22:58:38.60
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「貴様、スキだらけだぞ」
サモリさんの唐突な一言で僕は正気に戻った。次の瞬間、サモリさんが抜いた刃の切っ先を身を翻して交わし、同時に自らの右腕の門印に触れた。
「甘いです、サモリさんは。呼びかけナシに切り捨てれば今ので勝負はついていた」
優しい笑みを浮かべてサモリさんが息を吸い込んだ。これから放たれるであろう残酷な言葉を否が応でも想像してしまう。空気が揺れる。音速で僕のもとへと近づくその振動に身震いする。しかし耳はその揺れをしかと捉え、音に変えた。
「好きだからだよ」
戸惑い、一瞬のスキだった。僕の身体を貫く鉄の剣になす術もなく、僕はサモリさんに敗北した。
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